明治の
文豪、
夏目漱石の
代表作の1つ「
坊っちゃん」は、
その自筆原稿の
所在がわからず、
研究者が
行方を
探していましたが、
奈良県内の
大学が10
日、150
枚にわたる
原稿のすべてを
発見したと
発表しました
明治时代的文豪夏目漱石的代表作之一《少爷》,其亲笔手稿的下落不明,研究人员一直在寻找。然而,奈良县的一所大学于10日宣布,发现了长达150页的全部手稿。
また「
吾輩は
猫である」の
一部も
見つかったということです
発表したのは、奈良県天理市にある「天理大学附属天理図書館」です
「坊っちゃん」は150枚にわたる自筆原稿のすべてが、「吾輩は猫である」は第十章の自筆原稿62枚が見つかり、10日、報道陣に原稿が公開されました
《少爷》的150页手稿全部被发现,《我是猫》的第十章62页手稿被发现,10日,手稿向媒体公开。
いずれも線を引いたり書き加えたりなど、推こうしたあとがうかがえ、今も読み継がれる名作が生み出されるまでの過程を見て取ることができます
可以看出,这些作品都有划线和添加的痕迹,可以看到这些至今仍被传颂的名作是如何被创作出来的过程。
図書館などによりますと、「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」の原稿は、30年前に愛媛県内で開かれた展示会の図録に載っているのは確認できるものの、その後、所在がわからなくなっていましたが、2019年に図書館が古書店から購入した原稿を鑑定したところ、筆跡や使われている原稿用紙などから、漱石の自筆だと裏付けられたということです
据图书馆等表示,虽然可以确认《少爷》和《我是猫》的原稿曾在30年前在爱媛县内举办的展览会图录中刊载,但之后就下落不明。然而,2019年图书馆从旧书店购买的原稿经过鉴定后,根据笔迹和所用的原稿纸等证实是漱石的亲笔。
近代文学が専門の天理大学の太田登 名誉教授は「漱石はあまり手元に原稿を残さなかったようで、かなり分散してしまっているので、こうして残っていたことは、ことばにできないほどの感動だ
天理大学现代文学专业的名誉教授太田登表示:“漱石似乎没有在手边留下太多的原稿,因此这些原稿分散得相当广泛,所以能够这样保存下来,真是令人难以言表的感动。”
自筆原稿を
見ずに
作品の
成り立ちは
考えられず、
研究者にとって
第一級の
資料で、
今後広く
活用されることを
期待している」と
話しています
无法不看自笔原稿来考虑作品的形成,对于研究者来说是一级资料,期待今后能广泛应用。
漱石の自筆原稿は、5月18日から東京 千代田区の天理ギャラリーで、10月15日からは天理市の天理参考館で開かれる展示会で公開されます
漱石的亲笔手稿将在5月18日于东京千代田区的天理画廊展出,并于10月15日在天理市的天理参考馆展出。