来月9
日に
初日を
迎える大相撲春場所の
番付で
歴代1
位に
並ぶ所要9
場所での
新入幕を
果たしたウクライナ
出身の
安青錦(あおにしき)が
会見し「
幕内でも
変わらず
自分の
相撲を
取ってふた
桁以上を
目標に
頑張りたい」と
意気込みを
語りました。
安治川部屋の安青錦はウクライナ出身の20歳。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から逃れて、相撲を続けるため、3年前に来日しおととしの秋場所で初土俵を踏みました。
先月の初場所では西の十両5枚目で12勝3敗の好成績を残して、25日発表された春場所の番付で東の前頭15枚目に昇進し、新入幕を果たしました。
所要9場所での新入幕は、年6場所制が定着した昭和33年以降では、幕下付け出しを除いて歴代1位に並ぶスピード昇進となりました。
安青錦は25日、大阪 松原市の部屋の宿舎で会見し「幕内に上がることができてうれしい気持ちだが、これからだと思っている」と率直な感想を話しました。
スピード昇進については「『早いな』とは思うが、親方の言うことをしっかり聞いてやってきただけだ。足りないところばかりだが精神的にちょっと強くなったかなと思う」と自身を評価しました。
そして春場所に向けては「幕内でも変わらず自分の相撲を取ってふた桁以上を目標に頑張りたい。そしてもっと上の番付を目指していく」と意気込みを語りました。