中国の
税関当局は、
東京電力福島第一原発にたまる
処理水の
海洋放出を
受けておととし8
月から
停止してきた
日本産水産物の
輸入を
即日再開すると29
日夜、
発表しました
中国海关当局于29日晚间宣布,鉴于东京电力福岛第一核电站处理水排海,自前年8月起暂停的日本水产品进口将于即日起恢复。
福島県や
宮城県、
東京都など10
都県産の
水産物は
対象から
除くとしています
福岛县、宫城县、东京都等10个都县产的水产品被排除在对象之外。
再開にあたっては日本の業者の加工施設などを中国当局に登録する必要があり、手続きが終わりしだい、日本からの輸出が可能になるということです
在重新启动时,日本的企业需要将加工设施等向中国当局进行注册,手续一旦完成,就可以从日本出口。
また、業者は日本の政府機関が発行する衛生証明書と放射性物質の検査証明書、それに産地証明書を提出する必要があるとしています
此外,业者还需要提交由日本政府机构签发的卫生证明书、放射性物质检测证明书以及产地证明书。
税関総署は日本産水産物に対し、厳格な監督管理を実施するとしたうえで「中国の関連法規や食品安全基準に適合しない事例が確認された場合、または日本側が監督責任を適切に果たしていない場合には速やかに必要な措置を講じ、国民の健康と安全を確実に守る」としています
海关总署表示,将对日本产水产品实施严格的监督管理,并指出“如果发现不符合中国相关法律法规和食品安全标准的情况,或者日方未能切实履行监管责任,将立即采取必要措施,确保国民的健康与安全。”
中国による日本産水産物の輸入停止措置をめぐっては先月、日中両政府が再開に必要な要件で合意していました
上个月,围绕中国暂停进口日本水产品一事,中日两国政府就重启所需的条件达成了一致。
農林水産省によりますと日本から中国への水産物の輸出額は2022年には1年間で871億円と、国や地域別で最も多くなっていましたが、おととし8月の処理水の海洋放出を受けた中国の輸入停止措置によって、この翌月には輸出額が事実上ゼロとなりました
据农林水产省称,2022年日本对中国的水产品出口额为871亿日元,是按国家和地区划分中最多的。然而,由于前年8月处理水排海后中国实施了进口禁令,次月出口额实际上降为零。