ドジャースの
佐々木朗希投手が
大リーグで3
試合目の
先発マウンドに
上がり、
強打のフィリーズ
に対し、1
点リードの5
回途中まで
投げて
交代となりました
道奇队的投手佐佐木朗希在大联盟的第三场比赛中首发登板,对阵强打的费城人队,投到领先1分的第五局中途被换下。
大リーグ初勝利は目前で持ち越しとなりましたが、試合はドジャースが3対1で勝って、開幕から10試合で9勝1敗と好スタートを切りました
大联盟的首胜虽然未能如愿以偿,但比赛中道奇队以3比1获胜,以开赛10场9胜1负的佳绩开局。
ドジャースは5日、相手の本拠地フィラデルフィアでフィリーズと対戦し、佐々木投手が大リーグで3試合目の先発マウンドに上がりました
道奇队5日在对方主场费城与费城人队交锋,佐佐木投手在大联盟迎来了第三场首发。
ここまで2試合はコントロールが課題だった佐々木投手は、1回に先頭バッターから2者連続でヒットを打たれたあと、大リーグ屈指の好打者 ハーパー選手から低めのスプリットで空振りの三振を奪いました
到目前为止,控制力一直是佐佐木投手的问题。在第一局,他连续被前两名打者击中安打后,从大联盟顶级打者哈珀选手手中用低位的分指球取得了空振三振。
しかし、1アウト二塁三塁から次のバッターのセカンドゴロの間に1点を失い先制点を奪われました
然而,在一出局二垒三垒的情况下,下一位打者击出二垒滚地球,丢掉一分,被对方抢得先机。
ドジャースは2回、キケ・ヘルナンデス選手のツーランホームランで逆転すると佐々木投手は徐々に立ち直り、この日の最速157
道奇队在第二局通过基克·埃尔南德斯的两分本垒打逆转,佐佐木投手逐渐恢复状态,当天最快球速达到157。
8
キロの
速球を
軸にストライク
先行のピッチングで
相手打線を
抑え、3
回には
低めのスプリットで2
者連続三振を
奪うなど
追加点を
許しませんでした
以8公里的快速球为轴心,以先发制人的投球压制对方打线,在第三局以低位的分球连续三振两名打者等未让对方追加得分。
佐々木投手はこのまま5回のマウンドに上がり、先頭バッターにフォアボールを与えて続くバッターにヒットを許したところでマウンドを降り、大リーグ初勝利は目前で持ち越しとなりました
佐佐木投手继续投到第五局,给了首位打者一个四坏球,然后被接下来的打者击出安打,此时他下了投手丘,大联盟的首胜近在咫尺却推迟了。
佐々木投手は5回途中まで投げて球数は68球、打たれたヒットが3本、4つの三振を奪い1失点でしたが、与えたフォアボールは2つで、課題だったコントロールには改善を見せました
佐佐木投手投到第五局途中,总共投了68球,被打了3支安打,夺得4次三振,失掉1分,但也送出2次四坏球,他在控制方面展现了进步。
大谷翔平は3打数ノーヒット
一方、1番・指名打者で先発出場した大谷翔平選手は、1回の第1打席が空振り三振、3回の第2打席はフォアボールで5回と7回の打席はともに凡退しこの試合は3打数ノーヒットで連続試合ヒットは「3」で止まりました
大谷翔平三次打击未击出安打 另一方面,作为第一棒指定打击先发出场的大谷翔平选手,第一局第一次打击挥空三振,第三局第二次打击获得四坏球,第五局和第七局的打击均未能击出安打,本场比赛三次打击未击出安打,连续比赛安打停留在“3”。
試合はドジャースが3対1で勝ち、開幕から10試合で9勝1敗とワールドシリーズ連覇に向けて好スタートを切りました
比赛中道奇队以3比1获胜,在开幕的前10场比赛中以9胜1负的战绩为卫冕世界大赛冠军开了个好头。
佐々木 “フォーム改善が自信につながった”
佐々木投手は、この日投げた68球のうち41球がストライクで、およそ半分がボールだった過去2回の登板に比べコントロールに改善を見せました
<br>佐佐木“姿势改善增强了自信”<br>佐佐木投手今天投出的68球中有41球是好球,相较于过去两次登板时大约一半是坏球的情况,这次在控球上展现了改善
これについて佐々木投手は試合後「練習で投げている途中にこうしたらいいというのを感覚的に見つけた」と、45球を投げた今月2日のブルペンできっかけをつかんだと明かしました
佐々木投手在赛后表示:“在练习中投球时,我凭感觉找到了应该这样做的方法。”他透露,在本月2日投了45球的牛棚训练中找到了契机。
具体的には投げる際の左足の踏み出し方を修正したということで「三塁側に左足を踏み出すインステップが強かったので、そこを直した
具体来说,是修正了投球时左脚踏出的方式,“因为左脚向三垒侧迈出的内步很强,所以进行了修正”。
見た
感じは
大きく
変わっているわけではないが、
自分の
感覚の
中ではけっこう
変えている」と
説明しました
“看起来变化不大,但在我自己的感觉中变化还是挺大的。”
そして、前回の登板から5日までを振り返り「前回はストライクゾーンに投げようとしても投げられず、きょうまでメンタル的に不安になることもあった
在回顾从上次登板到今天的这五天时说道:“上次虽然想投到好球区,但没能做到,这几天在心理上也有些不安。”
ただ、
自分の
中で
信じられる
技術があったら
気持ちは
関係ないのかなと
思っている
信じられるものを
見つけて、きょうは
ただそれを
信じて
投げただけなので、
技術あってのメンタルだなと
改めて思った」と
フォームの
改善が
自信につながったと
分析しました
“我只是找到了可以相信的东西,今天只是相信并投掷了它,所以我再次意识到技术是心理的基础。”他分析说,姿势的改善带来了自信。
5回途中68球でマウンドを降りたことについては「特に球数は伝えられていなかったがチームの方針もあるので、そこは僕が決められるところではない」としたうえで「こうしたピッチングを繰り返していけばもっと投げられるようになると思う」と話し、大リーグでの手応えをつかむ登板となった様子でした
在第5局投完68球后下场,他表示:“虽然没有特别告知投球数,但也有球队的方针,所以这不是我能决定的地方。”他还说:“如果能不断重复这样的投球,我认为可以投得更久。”这次登板似乎让他在大联盟中感受到了手感。
ロバーツ監督 “自信持って投げていた”
ロバーツ監督は試合後、佐々木投手について「落ち着きと冷静さを保ち、自信を持って投げていた
罗伯茨教练 “投得很自信”<br>比赛结束后,罗伯茨教练谈到佐佐木投手时表示:“他保持了冷静和沉着,自信地投球。”
きょうのような
登板が
彼には
必要だった」と
過去2
回の
登板から
改善されたピッチング
内容に
安心した
様子を
見せていました
今天这样的投球是他所需要的,他对比过去两次投球有所改善的表现感到放心。
5回途中68球で交代させた理由については「彼はまだ5回のマウンドに立ったことがなかった
他在第五局被换下的原因是:“他还没有在第五局的投手丘上站过。”
だから私も
どこで
交代させるかは
気を
遣わなければならない
リードを
保ったまま
登板を
終えたことは
彼にとって
大きなプラスに
なる」と
述べ、
佐々木投手の
自信につなげる
目的もあったと
説明しました
“保持领先结束投球对他来说是一个很大的加分项”,并解释说这也是为了增强佐佐木投手的自信。
そのうえで「次の登板では80球まで投げられるといい」と話し、ルーキーの大リーグ初勝利に期待を寄せていました
在此基础上,他表示“希望在下一次登板中能够投到80球”,并对这位新秀在大联盟的首次胜利寄予厚望。
フィリーズ ターナー「スプリットは“ファンキー”」
過去に首位打者や2度の盗塁王を獲得した経験を持つフィリーズのスーパースター、トレイ・ターナー選手は佐々木投手のピッチングについて「運動能力が非常に高く、自分がどう動いているのかよく理解しているようだ
费城人队的超级明星特雷·特纳曾获得过首位打者和两次盗垒王,他评价佐佐木投手的投球时表示:“他的运动能力非常高,似乎对自己的动作有很好的理解。”
そして、スプリットは“ファンキー”だった」と
独特な
表現で
評価しました
“并且,他用独特的表达方式评价说,分裂是‘有趣的’。”
ターナー選手は、佐々木投手との最初の対戦でライト前にヒットを打ちましたが2打席目はスプリットをレフトフライに?打ち取られていて「“ファンキー”というのは、ほかでは見ないボールだった
塔纳选手在与佐佐木投手的第一次对决中击出了一记右外野安打,但在第二次打席中被分球打成左外野飞球出局,他表示:“‘疯狂’是因为那是一种在其他地方看不到的球。”
映像で
どれぐらい落ちるかは
見られるが、
実際に
打席から
見るものは
違うものだった」と
佐々木投手のスプリットの
印象を
話しました
可以通过视频看到球的下坠程度,但实际在打击区看到的是不同的东西。」谈到了佐佐木投手的分裂球印象。
そのうえで、サイ・ヤング賞を3回受賞しているドジャースのカーショー投手などの名前を挙げ「彼らのような最高のピッチャーと対戦するのは楽しくはないが、自分の力を測ることができる
在那之上,提到曾三次获得赛扬奖的道奇队投手克肖等名字,说“虽然与他们这样的顶级投手对决并不轻松,但可以衡量自己的实力”。
彼も、
将来彼らのようなピッチャーに
なる可能性があると
思う」と
佐々木投手の
将来性を
高く
評価していました
我认为他将来也有可能成为像他们那样的投手。」高度评价了佐佐木投手的潜力。
大谷 手術以降 初めてスプリット投げる
投打の二刀流の復帰を目指す大谷選手は、5日のフィリーズとの試合前にブルペンでの投球練習を行い、おととしの右ひじの手術のあと初めてスプリットを投げるなど26球を投げ込みました
大谷术后首次投掷分指球<br>投打双修复出的目标是大谷选手,他在5日对阵费城人的比赛前进行了牛棚投球练习,并在前年右肘手术后首次投掷分指球等共投了26球。
2月のキャンプで、一度ピッチャーとしての調整のペースを落としていた大谷選手は、先月下旬から投球練習を再開していて、その後3回目のブルペンとなる5日は投手コーチやトレーナーが見守る中、26球を投げました
2月份的训练营中,曾一度放慢投手调整节奏的大谷选手从上月底开始重新进行投球练习,随后在5日进行了第三次牛棚训练,在投手教练和训练师的注视下投了26球。
ストレートは最速で148キロを計測したほか、投手コーチによりますとスプリットも数球投げたということです
直球最快时速达到148公里,投手教练表示他也投了几球指叉球。
おととしの右ひじの手術以降、ブルペンでスプリットを投げるのはこれが初めてで、大谷選手はタブレットでボールのデータを確認したり、コーチなどとともに握りを確かめたりする様子もあり、ピッチャーとしての復帰に向けて調整の段階をひとつ上げました
在前年右肘手术之后,这是大谷选手首次在牛棚中投掷分指球,他还通过平板电脑确认球的数据,并与教练等人一起检查握法,表明他作为投手的复出调整进入了一个新的阶段。
実戦形式の投球練習の予定はまだなく、当面は1週間に2回のペースでブルペンに入って調整を進めるということで、ロバーツ監督は「次のステップはすべての球種をブルペンで試すことで、そのためには球数を30球から35球まで増やす必要があると思う」と話していました
目前还没有实战形式的投球练习计划,暂时将以每周两次的频率进入牛棚进行调整,罗伯茨教练表示:“下一步是在牛棚中尝试所有的球种,为此我认为有必要将投球数量增加到30到35球。”