ミャンマー
中部で
発生した
大地震を
受けて、
国連で
人道問題の
トップを
務めるフレッチャー
事務次長が
現地を
訪れたあとNHKの
取材に
応じ、
被災地では
軍と
民主派勢力との
戦闘から
逃れてきた
避難民が
地震で
再び住む家を
失うなどさらに
厳しい状況に
あるとして、
国際社会に対し支援への
協力を
呼びかけました
缅甸中部发生大地震后,联合国负责人道问题的副秘书长弗莱彻访问了当地,并在接受NHK采访时表示,灾区的避难民因躲避军队与民主派势力的战斗而失去家园,如今又因地震再次失去住所,情况更加严峻,呼吁国际社会协助提供支持。
ミャンマー中部で先月28日に発生したマグニチュード7
7の
大地震について、
実権を
握る軍はこれまでに3455
人が
死亡し、214
人の
行方がわからなくなっているとしています
军方掌握的数据显示,关于7级地震,目前已有3455人死亡,214人失踪。
OCHA=国連人道問題調整事務所のトップのフレッチャー事務次長が、大きな被害が出ている第2の都市マンダレーや首都ネピドーを訪れたあと5日夜、NHKのオンラインインタビューに応じました
(<br>OCHA=联合国人道事务协调办公室的负责人弗莱彻副秘书长在访问了受灾严重的第二大城市曼德勒和首都内比都后,于5日晚接受了NHK的在线采访。)
この中でフレッチャー事務次長は「人々はいますぐ寝泊まりする場所を必要としていて雨季が近づく中で、テントのほか水も必要だ」と述べ、支援物資の提供を急ぐ考えを示しました
在这期间,弗莱彻副秘书长表示:“人们现在急需住宿的地方,而雨季即将来临,除了帐篷,他们还需要水。” 他表示打算加快提供援助物资。
その上で「私がきょう会った人々は戦闘を逃れてもともと避難してきた人たちで、大変な心の傷を負っていたが、避難した先の家が今度は地震で壊れてしまった」と述べ、軍と民主派勢力との戦闘から逃れてきた避難民がさらに厳しい状況にあると説明しました
在此基础上,他表示:“我今天遇到的人们是逃离战斗而原本避难过来的人,他们心灵受到了极大的创伤,而避难的住所这次却因地震而被毁”,并解释说,从军队和民主派势力的战斗中逃出来的难民处境更加严峻。
そしてフレッチャー事務次長は、ミャンマー国内で今回の地震で影響を受けている人は推計で1700万人に上るとした上で「できるだけ多くの人に支援を届けるために必要な資金が全く足りていない」と述べ、国際社会に対し支援への協力を呼びかけました
副部长弗莱彻表示,缅甸国内受此次地震影响的人数估计达到1700万人,并指出“为尽可能多的人提供援助所需的资金完全不足”,呼吁国际社会合作提供援助。
日本の医療チーム 仮設診療所で被災者を診察
ミャンマーの大地震を受けて、日本の国際緊急援助隊の医療チームは地震で大きな被害を受けた第2の都市マンダレーに、4日から仮設の診療所を設けて被災者を診察しています
日本医疗队在临时诊所为受灾者诊治 在缅甸大地震后,日本国际紧急援助队的医疗队从4日起在地震受灾严重的第二大城市曼德勒设立了临时诊所,为受灾者进行诊治。
担当者によりますと、5日までの2日間でけがをした人などあわせておよそ120人が訪れました
据负责人称,在截至5日的两天内,共有约120人前来就医。
中には、骨折して手術が必要だと判断された人もいて、地元で運営を続ける病院と連携しながら対応を進めているということです
有的人被判断为骨折并需要手术,目前正在与当地继续运营的医院合作进行处理。