AIの
技術で
子どものわいせつな
画像や
動画を
作り出す、
いわゆる「
性的ディープフェイク」の
作成や
他人への
提供を
禁止している
鳥取県で、
違反者に対して新たに
行政罰である
過料を
科すことを
盛り込んだ
条例の
改正案が30
日、
県議会で
可決されました
在鸟取县,禁止利用AI技术制作儿童淫秽图像或视频,即所谓的“性深度伪造”,以及向他人提供此类内容。30日,县议会通过了一项条例修正案,新增对违规者处以行政罚款的规定。
ことし4月に施行された鳥取県の改正・青少年健全育成条例では、AIの技術で作成された県内の子どものわいせつな画像や動画を「児童ポルノ」と規定し、その作成や他人への提供を禁止しています
在今年4月实施的鸟取县修订《青少年健全育成条例》中,规定利用AI技术制作的县内儿童淫秽图片和视频为“儿童色情”,并禁止其制作及向他人提供。
一方、罰則はこれまで定められておらず、県は違反者に行政罰を科すことを盛り込んだ条例の改正案を県議会に提出していました
另一方面,至今尚未规定处罚措施,县政府已向县议会提交了包含对违规者施加行政处罚内容的条例修正案。
条例案では違反者に5万円以下の過料を科すとした上で、画像や動画の廃棄や削除を命じるとしています
条例草案规定,对违规者处以不超过5万日元的罚款,并可命令其销毁或删除图片和视频。
従わない場合には、さらに追加で5万円以下の過料を科すほか、違反者の氏名を公表するとしています
如果不遵守规定,将会另外处以不超过5万日元的罚款,并公开违规者的姓名。
条例案の採決は定例県議会の最終日の30日行われ、全会一致で可決されました
条例草案的表决于定期县议会最后一天的30日进行,并以全体一致通过。
こども家庭庁によりますと、日本では「性的ディープフェイク」を明確に規制する法律はなく、自治体の条例で作成などを禁止し、罰則を設ける事例は「聞いたことがない」としています
据儿童和家庭厅称,日本没有明确规范“性深度伪造”的法律,也没有听说有地方政府通过条例禁止制作此类内容并设立惩罚措施的案例。
改正された条例は、ことし8月上旬に施行されることになっています