全国のスーパー
などおよそ6000
店舗で
今月22
日までの1
週間に
販売されたコメの
平均価格は、5
キロあたり
税込みで3835
円と、
前の
週より132
円値下がりしました
全国超市等大约6000家门店在本月22日为止的一周内所销售的大米平均价格为每5公斤含税3835日元,比前一周下降了132日元。
農林水産省は、随意契約の備蓄米によるコメ価格への影響などをより正確に示したいとして、先週から民間企業が分析した新たなデータを公表しています
农林水产省表示,为了更准确地说明通过随意合同采购的储备大米对大米价格的影响等问题,从上周开始公布了民间企业分析的最新数据。
コメの販売価格に「西高東低」の傾向
コメの販売価格は、先月下旬から今月にかけて下落傾向にありますが、地域ごとにみると東日本より西日本の方が高い「西高東低」の傾向がみられます
大米的销售价格呈现“西高东低”的趋势。大米的销售价格从上月底到本月呈下降趋势,但从各地区来看,西日本比东日本价格更高,出现了“西高东低”的趋势。
農林水産省が先週から発表を始めた全国のスーパーなどおよそ6000店舗が対象の民間の調査によりますと、今月15日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、4週連続で値下がりし、5キロ当たり税込みで4046円でした
根据日本农林水产省从上周开始发布的、以全国约6000家超市等为对象的民间调查显示,截至本月15日的一周内销售的大米平均价格已连续第四周下跌,每5公斤(含税)为4046日元。
先月18日までの1週間の平均価格が全国で4323円でしたから、そこから6%余り下がったことになります
因为到上个月18日为止的一周的平均价格在全国是4323日元,所以相比之下下降了6%以上。
地域ごとに見ますと
▽「信越」が3662円と最も安く
▽「東北」が3705円
▽「北海道」が3712円
▽「関東・首都圏」が4071円と
コメの生産が盛んな東日本では3000円台のところが多くなっています
从各地区来看,信越地区为3662日元,最便宜;东北地区为3705日元;北海道为3712日元;关东·首都圈为4071日元。以大米生产盛行的东日本为主,大多在3000日元区间。
これに対して
▽最も高いのは「東海」の4546円
▽「近畿」が4190円
▽「九州・沖縄」が4135円
▽「中国・四国」では4101円となっています
对此,▽最高的是“东海”为4546日元,▽“近畿”为4190日元,▽“九州・冲绳”为4135日元,▽“中国・四国”为4101日元。
最も高い「東海」と最も安い「信越」では884円の差があり、全体的に「西高東低」の傾向がみられます
在价格最高的“东海”和价格最低的“信越”之间有884日元的差距,整体上呈现出“西高东低”的趋势。
こうした地域差について農林水産省は、コメの主な産地から近い東日本では供給量が多く価格が比較的安いのに対して、西日本では東日本の主な産地からコメを運ぶのにコストがかさんでいることが高値につながっているのではないかとみています
关于这些地区差异,农林水产省认为,在靠近大米主要产地的东日本,供应量多,价格相对便宜;而在西日本,由于需要从东日本的主要产地运输大米,运输成本较高,这可能导致价格较高。
小泉農林水産大臣は、27日の閣議のあとの会見で「コメは産地からの距離や人件費、それに販売にかかるコストが地域ごとに異なる
小泉农林水产大臣在27日内阁会议后的记者会上表示:“大米因产地距离、人工费以及销售相关成本等,在各地区有所不同。”
随意契約による
備蓄米の
売り渡しの
場合、
小売業者が
指定する
精米所まで
国の
負担で
輸送しているので、
比較的地域差は
少なくなっている」と
述べました
在通过随意契约出售储备大米的情况下,由于国家承担运输费用将大米运送到零售商指定的碾米厂,因此地区间的差异相对较小。
その上で「要因がコストだけで説明できるかと言うと、かなり複雑な状況だと思う
在此基础上,如果说能否仅用成本来解释这些因素的话,我认为情况相当复杂。
地域性や
県民性も
分析しながら、
マーケットの
沈静化につなげていきたい」と
述べました
他表示:“我们也会分析地区性和县民性,从而促使市场趋于平稳。”
価格が「西高東低」の理由は?
コメの政策や流通に詳しい日本国際学園大学の荒幡克己教授は、コメの販売価格に地域差があることについて「コメの主な産地は東日本が多く西日本まで遠距離を運ぶため、輸送費が余分にかかる
导致“西高东低”价格差异的原因是什么?对于大米政策和流通非常了解的日本国际学园大学的荒幡克己教授表示,大米的销售价格存在地区差异,“主要产地多在日本东部,运送到西日本需要长距离运输,因此额外产生了运输费用。”
また西日本の
農家は、
経営規模が
小さいところが
多く、
田んぼの
区画も
小さいため、
生産に
かかるコストが
高めに
なることは
残念ながら
否定できない」と
指摘しました
此外,西日本的农户经营规模普遍较小,稻田的区块也较小,因此生产成本较高,这一点遗憾的是无法否认。
また、備蓄米の販売が進むことによる価格への影響については「地域ごとの価格差を緩和する方向に作用しているとは思うが、もともと差があったためなかなか解消することにはならないとみている
此外,关于储备米销售推进对价格的影响,“我认为这在一定程度上有助于缓解各地区之间的价格差异,但由于原本就存在差距,因此很难完全消除。”
ことしの
新米についても、
西日本で
どこまで
生産が
増えるかは
不透明だ
关于今年的新米,在西日本的产量能增加到什么程度还不明确。
それくらい
担い手不足などの
構造的な
問題を
抱えているため、
東西間の
価格差は
開いて
いく可能性がある」と
話しています
由于存在诸如劳动力短缺等结构性问题,他表示东西之间的价格差距有可能会进一步扩大。
その上で、今後の対応策については「物流の円滑化を図るなどすれば、価格差が拡大せずにすむと思っている
在此基础上,对于今后的应对措施,我认为如果能够促进物流顺畅,就可以避免价格差扩大。
また、
東日本の
産地で
田んぼの
大区画化を
進めるほか、
効率的な
作業などでコストダウンを
実現すれば、
輸送費を
プラスしても
西日本に
安く
届けられるのではないか」と
述べました
此外,他还表示:“如果在东日本的产地推进稻田的大规模区划,并通过高效作业等实现成本降低,即使加上运输费用,也有可能以更低的价格供应到西日本。”
JA全農 出荷量 落札した備蓄米全体の7割に
JA全農=全国農業協同組合連合会は、ことし3月と4月の入札で落札した備蓄米のうち、26日までに卸売業者に出荷した量は20万8000トン余りになったと発表しました
JA全农 出货量 占中标储备米总量的七成 JA全农=全国农业协同组合联合会宣布,今年3月和4月招标中中标的储备米,截至26日已向批发商出货量超过20万8000吨。
これは、JA全農が落札した備蓄米全体の70
3%にあたり、
先週の
段階から7
ポイント余り増えました
JA全農は落札した備蓄米すべての出荷が完了するのは、8月になる見込みだとしています
JA全农表示,所有中标的储备大米预计要到8月份才能完成出货。