ロシアのプーチン
政権の
与党「
統一ロシア」は、
北朝鮮の
朝鮮労働党の
訪問団との
会談で、ウクライナへの
軍事侵攻に対する北朝鮮の
支持を
高く
評価していると
伝えました。
両国の
政党どうしでも
軍事面での
関係強化を
後押しした
形です。
ロシアの与党「統一ロシア」は25日、党の幹部が、首都モスクワを訪問した北朝鮮の朝鮮労働党の代表団と会談したと発表しました。
それによりますと、会談でロシア側は「7年前に、われわれは両党の交流と協力に関する協定に署名した。この間、世界では多くの変化があったが、両国の国民どうしの関係はさらに親密になった」と指摘しました。
その上で、ウクライナへの軍事侵攻に対する北朝鮮の支持を高く評価していると伝えたということです。
北朝鮮側の発言は公表されていませんが、両国の政党どうしでも軍事面での関係強化を後押しした形です。
また、ロシア側は、第2次世界大戦でナチス・ドイツに勝利したことをテーマにした国際会議が4月末に開催される際に北朝鮮側からも参加するよう呼びかけたということです。
北朝鮮にあるロシア大使館によりますと、今回、朝鮮労働党の代表団は、首都ピョンヤンからモスクワまで北朝鮮の国営航空の特別便を利用したということで、両国の関係強化が進んでいることがうかがえます。