自動車部品メーカー大手のマレリホールディングスは、
日産自動車など取引先の
業績悪化に
伴って
資金繰りが
厳しくなり、
金融機関との
債務の
減免をめぐる
調整も
難航したため、11
日、
日本の
民事再生法にあたる
連邦破産法第11
条の
適用を
アメリカの
裁判所に
申請しました
汽車零件製造大廠Marelli Holdings,由於日產汽車等客戶業績惡化,導致資金周轉困難,加上與金融機構之間關於債務減免的協商也陷入僵局,因此於11日向美國法院申請適用相當於日本民事再生法的聯邦破產法第11章。
事業を
継続しながら
負債を
整理し、
再建を
目指すとしています
自動車部品大手のマレリホールディングスは2022年に民事再生法の適用を申請し、経営再建を目指してきましたが、取引先の日産自動車や海外の自動車メーカー、ステランティスの業績悪化で部品の販売が低迷し、去年12月以降は金融機関に借入金の返済を猶予してもらうなど資金繰りが厳しくなっていました
汽車零件大廠Marelli Holdings於2022年申請適用民事再生法,並以經營重建為目標,但由於交易對象日產汽車及海外汽車製造商、Stellantis的業績惡化,零件銷售低迷,自去年12月以來,甚至請求金融機構延緩償還借款,資金週轉變得更加困難。
こうした中、マレリはインドの同業大手をスポンサーにして金融機関に債務を減免してもらう再建案を提示しましたが、金融機関などとの協議が難航し、合意に至らなかったことから、11日、日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条の適用をアメリカの裁判所に申請しました
在這種情況下,馬瑞利以印度大型同業公司作為贊助商,向金融機構提出了減免債務的重建方案,但由於與金融機構等協商陷入僵局,未能達成協議,因此於11日向美國法院申請適用相當於日本民事再生法的聯邦破產法第11條。
会社によりますと、負債総額はおよそ49億ドル、日本円で7000億円余りだということです
根據該公司表示,負債總額約為49億美元,折合日圓超過7000億日圓。
会社は事業を継続しながら負債を整理し、再建を目指すとしていて、当面の資金繰りのため11億ドル=日本円でおよそ1600億円の融資枠を確保したほか、金融機関からの借り入れなどの債務を株式に転換する「債務の株式化」を含めて負債を圧縮するとしています
公司表示,將在繼續營運的同時整理負債,並以重建為目標。為了應對短期資金需求,已確保11億美元(約合日圓1600億圓)的融資額度,此外也計劃通過包括將金融機構的借款等債務轉換為股票的「債務股權化」在內,來壓縮負債。
また、従業員の雇用は維持するとしています
マレリは、かつて日産自動車の子会社だった旧カルソニックカンセイと海外の部品メーカーが合流してできた会社で、ステランティスや日産が主力の取引先となっています
馬瑞利是由曾經是日產汽車子公司的舊卡爾索尼克堪塞伊與海外零件製造商合併而成的公司,主要客戶包括斯泰蘭蒂斯和日產。
このうち日産はことし3月期の決算で6708億円の巨額の最終赤字に陥ったことから工場の削減を含む大規模な合理化を検討していて、こうした影響も懸念される中、マレリが他社との連携などを通じて経営基盤の再構築に道筋をつけられるかが課題となります
在這之中,日產因今年3月期的決算陷入了6708億日圓的巨額最終虧損,正在考慮包括削減工廠在內的大規模合理化措施,這些影響也令人擔憂。在這種情況下,馬瑞利(Marelli)能否透過與其他公司的合作等方式,為重建經營基礎找到出路,成為一大課題。
マレリホールディングス 再び業績が厳しく
マレリホールディングスはヘッドライトやメーター、それにトランスミッション関連など幅広い部品を手がける大手自動車部品メーカーで、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど各地に150を超える拠点があり、グローバルで4万5000人の従業員がいます
馬瑞利控股業績再次嚴峻。馬瑞利控股是一家大型汽車零件製造商,業務涵蓋頭燈、儀表板及變速箱相關等多種零件,在歐洲、美國、亞洲等地擁有超過150個據點,全球員工人數達4萬5千人。
前身は日産自動車の子会社「カルソニックカンセイ」で、2017年にアメリカの投資ファンドがすべての株式を取得し、その傘下となりました
前身是日產汽車的子公司「卡爾索尼克康賽」,2017年被美國的投資基金收購全部股份,成為其旗下公司。
2019年には、その投資ファンドが買収したヨーロッパの部品メーカー「マニエッティ・マレリ」と経営統合し、現在の社名に変更しました
2019年,該投資基金收購了歐洲零件製造商「馬涅利馬瑞利」,並進行經營統合,隨後更改為現有的公司名稱。
しかしコロナ禍やそれに伴う半導体不足の影響で、自動車メーカーからの受注が減少したことから業績が悪化し、3年前に民事再生法の適用を申請しました
然而,由於新冠疫情及隨之而來的半導體短缺影響,來自汽車製造商的訂單減少,導致業績惡化,三年前申請適用民事再生法。
会社は事業を続けながら経営の再建を目指し、おととしの売り上げは1兆6065億円まで回復しました
公司在持續經營的同時致力於重建經營,前年營收已恢復至1兆6065億日圓。
ところが、主要な取引先となっている自動車メーカーの「ステランティス」と「日産」が販売不振に陥り、去年は部品の販売が低迷していました
然而,作為主要交易對象的汽車製造商「Stellantis」和「日產」陷入了銷售不振,去年零件的銷售也陷入低迷。
このため、去年12月以降は金融機関に借入金の返済を一時的に猶予してもらうなど資金繰りが悪化していました
因此,自去年12月以來,資金週轉惡化,例如暫時請金融機構延後償還借款等措施。