東京など都市部で
増加する
インターナショナルスクールに
通う子どもたちについて、
東京23
区のなか
でも港区や
渋谷区など11の
区は、
原則、
区立学校の
卒業を
認めない
一方、そのほかの
区では
認めるケースが
あるなど、
自治体間で
対応が
異なることが
分かりました。
根據調查,隨著東京等都市地區就讀國際學校的兒童人數增加,即使在東京23區之中,包括港區、澀谷區等11個區原則上不承認國際學校作為區立學校的畢業學校,但其他區則有承認的情況,顯示各地方自治體之間的對應方式存在差異。
専門家は「
国が
責任を
持って、
指針を
示すべきだ」と
指摘しています。
東京など都市部ではインターナショナルスクールに通う日本国籍を持つ子どもたちが増え、NHKが東京23区について調べたところ、その数は少なくとも4800人ほどに上ることが分かりました。
在東京等都市地區,就讀國際學校的日本國籍兒童人數正在增加。NHK針對東京23區進行調查後發現,這個人數至少達到約4800人。
インターナショナルスクールの多くは、国から義務教育の学校と認められておらず、保護者がこれらの施設に子どもを通わせた場合、法律上は、一部の例外を除き、就学義務に反すると見なされます。
許多國際學校並未被國家認可為義務教育學校,因此家長若讓孩子就讀這些機構,在法律上(除部分例外情況外)將被視為違反就學義務。
これについてNHKが東京23区の対応を取材したところ、港区、目黒区、渋谷区、世田谷区など11の区は、インターナショナルスクールに通う子どもたちは区立学校に通っていないため、卒業を認めていないことが分かりました。
根據NHK對東京23區的採訪,包括港區、目黑區、澀谷區、世田谷區等11個區表示,因為就讀國際學校的孩子並未就讀區立學校,因此不承認他們的畢業資格。
これらの区はインターナショナルスクールに通う子どもが多い傾向にありますが、自治体の担当者は、「継続的に通っていない場合、卒業資格だけを与えることはできない」としています。
這些區域的孩子傾向於就讀國際學校,但地方自治體的負責人表示:「如果沒有持續就讀,僅僅授予畢業資格是不可能的。」
一方、豊島区、杉並区、文京区など12の区は、インターナショナルスクールに通う子どもも区立学校に学籍を置いたうえで、校長との面談などによって卒業資格を与えるケースがあるということです。
另一方面,包括豐島區、杉並區、文京區在內的12個區,據說也有讓就讀國際學校的孩子在區立學校保有學籍,並通過與校長面談等方式,授予其畢業資格的情況。
住んでいる自治体によって対応が異なることについて、文部科学省は「子ども一人ひとりの状況に詳しい各教育委員会と学校が判断すべき」としています。
文部科學省表示:「關於因居住的自治體不同而有不同對應措施,應由最了解每位孩子狀況的各地教育委員會及學校來判斷。」
一方、教育行政に詳しい東北大学の青木栄一教授は。
東北大学 青木栄一教授
「自治体によって差のある取り扱いになっていることに非常に驚いた。
我對於因各地方自治體而產生的處理差異感到非常驚訝。
公教育への
不信感は、
東京ではより
顕著に
あると
感じる。
我覺得對公立教育的不信任感,在東京表現得更加明顯。
国は
実態把握をするとともに、
自治体の
判断を
下支えするような
指針を
示すべきだ」
“区から学校の卒業資格は与えられないと通知された”
都内のインターナショナルスクールに娘を通わせている母親が、取材に応じました。
國家應該在掌握實際情況的同時,提出能夠支持地方政府判斷的指導方針。」一位讓女兒就讀於東京都內國際學校的母親在接受採訪時表示:「區政府已經通知我們,學校無法頒發畢業資格。」
一度は公立の小学校に通いましたが、インターナショナルスクールに転学を決めた際、住んでいる区から、学籍を外すとともに、学校の卒業資格は与えられないと通知されたといいます。
據說,他曾經就讀於公立小學,但當決定轉學到國際學校時,所居住的區通知他,一旦轉出學籍,將不會給予學校的畢業資格。
母親は「小学生で退学届を出すことに正直びっくりしました。
母親坦言:「我真的很驚訝小學生竟然會提出退學申請。」
小学校を
卒業している
資格が
無いとみなされることで
選択肢が
狭まるということ
に対して不安があります」と
振り返ります。
被認為沒有小學畢業資格,導致選擇變少,這讓我感到不安。
そのうえで、区によって対応が異なることについては、「周りの人と話していても、区によって全然違うのではっきり示してほしい。
在此基礎上,對於各區對應方式不同這一點,「即使和周圍的人談論,也會因為區域不同而完全不一樣,所以希望能明確說明。」
公立ではない、インターを
選んでも
日々一生懸命学んでいるので、
その学びを
学びとして、
認めてほしい」と
話していました。
她說:「即使不是公立學校,選擇國際學校的孩子們也每天都在努力學習,希望大家能將這些努力當作真正的學習來認可。」
東京 港区「国も実態の把握を」
東京23区で最も多い1100人以上の子どもがインターナショナルスクールに通う港区です。
東京港區「希望中央政府能掌握實際情況」港區是東京23區中有最多超過1100名兒童就讀國際學校的區域。
人口は26
万9000
あまり。
タワーマンションが建ち並び、住民の平均所得は1000万円を超えています。
教育委員会がことしの小学校の新入生を対象に行った調査で、少なくとも区内に住む子どもの6。
教育委員會針對今年小學新生所進行的調查顯示,至少有6成居住在區內的兒童……
4%、
実に15
人に1
人がインターナショナルスクールに
通っていることが
分かりました。
港区は、こうした子どもたちの学籍を原則、区立学校に置くことは認めていないため、保護者に向けて「就学義務違反」であり、卒業資格を与えられないことを通知しなくてはならないといいます。
由於港區原則上不允許這些孩子的學籍設在區立學校,因此必須通知家長,這屬於「違反就學義務」,並且無法取得畢業資格。
港区教育委員会学務課 鈴木健課長
「インターナショナルスクールに通う子どもが多いというのは、学校現場においても教育委員会としても悩ましい状況だと考えております。
港區教育委員會學務課鈴木健課長:「有許多孩子就讀國際學校,這對學校現場以及教育委員會來說,都是一個令人苦惱的情況。」
国においても、こうした
実態が
生じてることを
きちんと把握していただきたい」。