大阪・
池田市の
大阪教育大学附属池田小学校で8
人の
児童が
殺害された
事件から、8
日で24
年となります
大阪教育大學附屬池田小學校在大阪池田市發生8名兒童被殺害的事件,至8日已經過了24年。
学校では
遺族や
児童などが
出席して
追悼の
集いが
開かれました
2001年6月8日、大阪教育大学附属池田小学校に宅間守元死刑囚が侵入し、児童8人が殺害され、児童13人と教員2人がけがをしました
2001年6月8日,大阪教育大學附屬池田小學校遭前死刑犯宅間守闖入,造成8名兒童遇害,13名兒童及2名教師受傷。
事件から24年となる8日、遺族や児童、教職員などおよそ770人が出席して追悼の集いが開かれ、はじめに亡くなった8人の名前が刻まれた塔の鐘を鳴らして全員で黙とうをささげました
6月8日是事件發生24週年,約有770名遺屬、兒童及教職員等出席了追悼集會。開始時,大家一同敲響刻有8位罹難者名字的紀念塔鐘,並為他們默哀。
続いて、荒川真一校長が「学校や児童が被害に遭う事件・事故は毎年発生し、学校や社会の無力さを感じることもあります
接著,校長荒川真一表示:「學校和兒童遭遇受害的事件與事故每年都會發生,有時也會讓人感受到學校以及社會的無力。」
それでも、
事件や
事故が
起きないことを
諦めたら、
学校は
学校ではなくなってしまいます
即便如此,如果放棄了防止事件或事故發生的努力,學校就不再是學校了。
悲惨な
事件を
決して風化させることなく、
しっかりと
語り
伝えて
いくためにも、
この6
月8
日を
学校の
安全について
全国で
考えてもらう
機会にしてほしい」と
述べました
為了不讓悲慘的事件被遺忘,並且能夠確實地傳達下去,我希望大家能以這個6月8日作為全國思考學校安全的契機。
このあと、児童代表の6年生が「私たちが学校で安全に安心に生活を送ることができるのは、たくさんの方々が安全・安心について考え、仕組みを作り、受け継いできたからです
接下來,作為學生代表的六年級生表示:「我們能夠在學校裡安全、安心地生活,是因為有許多人一直在思考安全與安心的問題,建立了相關的制度,並且代代傳承下來。」
その思いを
受け継ぎ、
一人ひとりが
自分に
今できることを
考え、
命を
紡いで
いく努力をし
続けることを
誓います」と
誓いのことばを
述べました
承襲這份心意,我們宣誓每個人都會思考自己現在能做什麼,並持續努力延續生命。
学校では、不審者に対応する訓練を新たな想定も取り入れながら毎年行っているほか、事件を教訓に「安全科」という授業を設け、子どもたちの命を守るための教育を続けています
在學校裡,除了每年都會進行針對可疑人士的應對訓練,並結合新的假設情境外,還以事件為教訓,設立了名為「安全科」的課程,持續進行守護孩子生命的教育。
事件当時の教員 1人もいなくなる
大阪教育大学附属池田小学校では、事件が起きた当時、6年生の担任だった前の校長がことし4月に別の学校に異動し、事件後初めて、当時勤務していた教員が1人もいなくなりました
在大阪教育大學附屬池田小學,事件發生時擔任六年級班導的前任校長於今年四月調往其他學校,這是事件發生後,當時在職的教員首次全部離開該校。
荒川真一校長は追悼の集いの後、報道陣の取材に応じ「いつかはこのような時が来るだろうと思っていましたが、今まで積み重ねてきたものは残っているし、事件当時、学校にいた教員を招いて話をしてもらうなどの取り組みを続けています
荒川真一校長在追悼會後接受媒體採訪時表示:「雖然我一直覺得總有一天會迎來這樣的時刻,但至今為止所累積的一切都還留存著。我們也持續進行著像是邀請當時在校的教師來分享經驗等各種努力。」
これからも
私たちの
世代、さらに
下の
世代にも
語り
伝え、
安全な
学校にしていきたい」と
話しました
我們今後也會將這些經驗傳承給我們這一代以及更年輕的世代,並希望讓學校變得更加安全。
その上で「学校の安全に力を入れたいという自治体は増えていて、不審者の対応について教えてほしいという依頼も来ています
在這基礎上,「希望加強學校安全的地方政府正在增加,也有收到希望我們指導如何應對可疑人物的請求。」
事件を
風化させることなく、
日本中の
学校が
少しでも
安全に
なるよう、
本校で
培ったノウハウを
広く
伝えていきたい」と
話していました
「我們希望不讓事件被遺忘,並廣泛傳播本校積累的經驗,讓日本全國的學校能夠變得更加安全。」
「二度と起きてほしくない」献花台に卒業生や保護者
学校の敷地内には献花台も設けられ、卒業生や保護者、それに近所の人たちが花を手向けて手を合わせていました
「我不希望這種事再發生」在學校校園內設置了獻花台,畢業生、家長以及鄰近居民都獻上鮮花並雙手合十祈禱。
保護者の40代の夫婦は「去年は1年生の保護者として集いに参加したので、ことしも思いをはせたいと献花に訪れました
四十多歲的家長夫婦表示:「去年作為一年級學生的家長參加了追悼會,今年也懷著同樣的心情前來獻花。」
このような
事件は
二度と起きてほしくありません
学校にはさまざまな
安全対策に
取り組んでもらっていて、
子どもも『
日本で
一番安全な
学校だ』と
胸を
張って
通っていますが、
保護者としても
安全のために
何かできることがあればと
思っています」と
話していました
學校正在致力於各種安全對策,孩子們也自信滿滿地說「這是日本最安全的學校」,每天安心上學。作為家長,我也希望如果有什麼可以為安全做的事情,能夠盡一份心力。
また、毎年献花に訪れているという近所に住む59歳の女性は「あの日のことは忘れられません
此外,住在附近、每年都會前來獻花的59歲女性表示:「那一天的事情我無法忘記。」
テレビの
ニュースや
ヘリコプターが
飛ぶ音で
事件が
起きたことを
知りましたが、
当時は
児童が
亡くなったと
聞いて
血の気が
引いたし、
犯人が
学校の
敷地内に
入れたことに
びっくりしました
我是在看電視新聞和聽到直升機飛行的聲音時才知道發生了事件,當時聽說有學生去世,感到血液都涼了,而且很驚訝犯人竟然能進入學校校園。
教職員には
子どもたちに
命の
大切さ
などを
伝え
続けてほしいです」と
話していました
他說:「我希望教職員能持續向孩子們傳達生命的寶貴等重要訊息。」