来月9
日に
初日を
迎える大相撲春場所の
番付が
発表され、
新横綱 豊昇龍が
東の
横綱に
座りました。
豊昇龍は
先場所、12
勝3
敗で
並んだ3
人による
優勝決定戦を
制して、2
回目の
優勝を
果たし、
場所後に
第74
代横綱昇進を
果たしました。
豊昇龍は25日発表された春場所の番付で東の横綱に座りました。
豊昇龍は激しい闘争心と高い身体能力から生み出す多彩な技を持ち味に新横綱として臨む場所で、白星を重ね「一人横綱」として優勝争いを引っ張ることが求められます。
また、先場所、前頭3枚目で12勝3敗の成績で優勝決定戦に進み、技能賞を獲得した王鵬が新三役となる関脇に昇進しました。
25歳の王鵬は、優勝32回の昭和の大横綱、大鵬の孫で、入門時から期待され、新三役となる春場所でも持ち味の突き押し相撲で優勝争いに絡むことができるのか注目です。
一方、西の大関 琴櫻は先場所、2日目から5連敗するなど5勝10敗と大きく負け越し、今場所は大関在位7場所目で初めての角番です。
新入幕はウクライナ出身で安治川部屋の安青錦です。
安青錦はロシアによるウクライナへの軍事侵攻から逃れて、相撲を続けるため、3年前に来日し、おととしの秋場所で初土俵を踏み、一度も負け越すことなく新入幕を果たしました。
所要9場所での新入幕は、年6場所制が定着した昭和33年以降では、幕下付け出しを除いて歴代1位に並ぶスピード昇進となりました。
大相撲春場所は大阪府立体育会館で来月9日に初日を迎えます。