証券最大手の
野村ホールディングスは、オーストラリアの
金融グループから
アメリカの
資産運用事業などを2500
億円余りで
買収すると
発表しました。
野村控股株式会社,日本最大的证券公司,宣布将以超过2500亿日元的价格从澳大利亚的一家金融集团收购美国的资产管理业务等。
日本の
金融機関が
海外の
資産運用ビジネスを
強化する
動きが
相次いでいます。
発表によりますと、野村ホールディングスは、オーストラリアの金融グループ「マッコーリー・グループ」からアメリカの資産運用会社など3社を買収すると発表しました。
根据公告,野村控股宣布将从澳大利亚金融集团“麦格理集团”收购包括美国资产管理公司在内的三家公司。
いずれも株式の100%を取得することにしていて、買収金額は合わせて18億ドル、日本円で2500億円余りにのぼるとしています。
预计将收购所有股份的100%,收购金额合计达到18亿美元,约合2500亿日元。
買収する企業はアメリカを中心に個人や機関投資家を顧客として株式や債券などの運用を手がけていて、運用資産の残高は合わせておよそ1800億ドル、日本円で25兆円規模になります。
收购的公司主要在美国开展业务,面向个人和机构投资者提供股票和债券等资产管理服务,管理的资产余额合计约为1800亿美元,约合25万亿日元。
海外での資産運用ビジネスを強化するねらいがあり、今回の買収により会社は資産運用事業の収益に占める海外の割合が今の3割程度から6割程度まで拡大するとしています。
公司旨在加强海外资产管理业务,通过此次收购,公司的目标是将资产管理业务收入中海外部分的比例从目前的约30%扩大到约60%。
野村ホールディングスの奥田健太郎社長はオンラインで会見し「買収先の顧客基盤も活用し、アメリカでも金融商品の提供を強化していきたい」と述べました。
野村控股公司总裁奥田健太郎在在线会议上表示:“我们希望利用被收购公司的客户基础,强化在美国的金融产品提供。”
海外の資産運用ビジネスをめぐっては、去年、みずほフィナンシャルグループがアメリカの資産運用会社に出資を決めるなど日本の金融機関の間で強化の動きが相次いでいます。
关于海外资产管理业务,去年,瑞穗金融集团决定投资美国的资产管理公司等,日本金融机构之间加强的动向接连不断。