旧統一教会の
被害者救済を
見据えて、
文化庁は
多くの
被害者が
見込まれる「
指定宗教法人」が
解散したあとに、
財産の
清算手続きを
適切に
行うための
指針を
策定することになりました。
文化部著眼於拯救舊統一教會的受害者,決定制定指導方針,以便在「指定宗教法人」解散後,適當進行財產清算手續,因為預計會有許多受害者。
これは、阿部文部科学大臣が18日の閣議後の会見で明らかにしました。
這是阿部文部科學大臣在18日內閣會議後的記者會上透露的。
旧統一教会をめぐっては、高額献金や霊感商法などの問題で、東京地方裁判所が3月、教団に解散を命じる決定を出したのに対し、教団側は不服として東京高等裁判所に即時抗告しています。
圍繞舊統一教會的問題,包括高額捐款和靈感商法等,東京地方法院在3月做出了命令教團解散的決定,對此教團方面不服,已向東京高等法院提出即時抗告。
「指定宗教法人」には、現在、旧統一教会のみが指定を受けていますが、文化庁は、こうした指定宗教法人が解散した場合に、財産の清算手続きを適切に進めるため、5月にも法律の専門家や弁護士、宗教家などによる検討会を立ち上げることになりました。
目前,只有舊統一教會被指定為「指定宗教法人」,但為了在這類指定宗教法人解散時,能適當推進財產的清算手續,文化廳決定在五月成立由法律專家、律師、宗教家等組成的研討會。
検討会では、裁判所が選任した清算人が、「指定宗教法人」の
▽財務状況の調査や、被害者への賠償などをどのように進めるかや、
▽信者の信教の自由にどう配慮するか
などを検討するということです。
研討會上,法院指定的清算人將研究如何推進「指定宗教法人」的財務狀況調查、受害者賠償等事宜,以及如何考慮信徒的宗教信仰自由等問題。
文化庁は、旧統一教会をめぐる高裁での審理の状況を見据えながら検討を進め、ことし秋ごろに指針を策定することにしています。
文化廳正在審視有關舊統一教會的高等法院審理情況,並計劃在今年秋季制定指導方針。