ある村に、年をとって働けなくなった馬がいました。ある夜、家の主人が「この馬はもう働けないから、殺して皮を使おう」と話しているのを馬が聞きました。馬はとても怖くなり、馬小屋から逃げ出しました。
馬は命が助かってよかったですが、どこに行けばいいかわかりませんでした。仕方なく歩いていると、同じように年をとって働けなくなった犬、猫、ニワトリに会いました。みんなも家から逃げてきたのです。4匹は一緒に旅をすることにしました。
その夜は雪が少し降っていて、とても寒かったです。みんなで体を寄せて寒さをしのいでいると、どこかから人の声が聞こえました。見てみると、2人の泥棒が大きなお金の箱を前にして、お酒を飲んでいました。
猫がみんなに言いました。「みんなで泥棒をおどろかせて、お金をもらおう!」それで、馬の上に犬が乗り、犬の上に猫が、猫の上にニワトリが乗りました。そして、みんなで大きな声で「ヒヒーン!」「ワンワン!」「ニャー!」「コケコッコー!」と叫びました。
泥棒たちはびっくりして、お金を置いて逃げてしまいました。こうして4匹はお金を手に入れ、その後もずっと一緒に旅を続けました。