アメリカのケンタッキー州で作られている人気のバーボン「ジム・ビーム」を作る会社は、2024年1月1日から大きな工場での生産をしばらく止めると発表しました。理由は、バーボンを入れる樽(たる)がたくさんたまっていることと、アメリカのトランプ前大統領の関税(かんぜい)で、これからどうなるかわからないからです。
ケンタッキー州には、今までで一番多い1610万個のバーボン樽が倉庫にあります。樽が多いので、会社はたくさん税金を払わなければなりません。今年は約118億円の税金を払いました。
ジム・ビームの会社は、工場を大きくするために工事をします。その間、生産を止めますが、働いている人を減らすかどうかはまだ決めていません。ケンタッキー州では約1000人がこの会社で働いています。
また、アメリカとカナダやヨーロッパの国々との貿易の問題もあり、ウイスキーやスピリッツの会社にとっては大変な時期です。カナダではアメリカのお酒の販売が一部で止められています。ヨーロッパもアメリカのお酒に高い関税をかけると発表しましたが、今は6か月間その関税を止めています。
ケンタッキーの協会の会長は、「バーボンを作るには長い時間がかかります。安心して貿易ができることが大切です」と話しました。