ウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所では、1986年の大きな事故のあと、放射能を外に出さないための大きなシェルター(NSC)が作られました。今年2月、このシェルターがドローンの攻撃を受けて、ひどく壊れてしまいました。国際原子力機関(IAEA)は、シェルターが放射能を閉じ込める大切な機能を失ったと発表しました。
ウクライナは、この攻撃はロシアが行ったと話していますが、ロシアはそれを認めていません。攻撃のあと、シェルターの一部で火事が起こり、壁も壊れました。今、屋根の一部は応急的に直されていますが、もっとしっかりと修理しなければなりません。
IAEAは、シェルターの大事な部分や監視カメラなどには大きな問題はないと言っています。IAEAのスタッフは現地にいて、原発の安全のためにサポートを続けています。
このシェルターは、事故を起こした4号炉をおおうために作られた大きな鉄のアーチです。2010年に工事が始まり、2019年に完成しました。100年使えるように作られていて、事故現場の安全にとても大切なものです。