能登半島地震や
去年9
月の
豪雨で
被害を
受けた
石川県の
奥能登地域の4つの
自治体では、
地震が
発生した
去年1
月から3
月1
日までの1
年と2
か月の
間で
人口が9
在受到能登半島地震和去年9月豪雨影響的石川縣奧能登地區的四個自治體中,自去年1月地震發生至今年3月1日的1年2個月期間,人口減少了9。
3%
減少したことが、
市や
町の
住民登録をもとにした
県のまとめでわかりました
地震から1年3か月が経過した奥能登地域の動きをまとめました
<br>總結了奧能登地區在地震發生一年三個月後的動態
4市町合計の転出者数4565人 転入者数1180人
石川県は毎月、市や町ごとの人口について住民登録をもとに公表していて、3月1日の時点のデータを公表しました
<br>4市町合計的遷出人數4565人 遷入人數1180人<br>石川縣每月根據居民登記公佈各市町的人口,並公佈了截至3月1日的數據
それによりますと、
地震や
豪雨で
被害を
受けた
奥能登地域の4つ
市と
町の
転出者数は、
地震が
発生した
去年1
月1
日からの1
年と2
か月の
間であわせて4565
人でした
根據這一點,因地震和豪雨而受災的奧能登地區的四個市和町的遷出者數量,在地震發生的去年1月1日到一年零兩個月之間,共有4565人。
自治体別の転出者数は、
▽輪島市が2131人、
▽珠洲市が1126人、
▽能登町が826人、
▽穴水町が482人でした
<br><br>按自治體劃分的遷出人數為,<br>▽輪島市2131人,<br>▽珠洲市1126人,<br>▽能登町826人,<br>▽穴水町482人
一方、この期間の転入者数は4つの市と町であわせて1180人と、転出者数の4分の1ほどにとどまっています
在此期間,四個市鎮的遷入人數合計為1180人,僅為遷出人數的四分之一。
3月1日時点の奥能登地域の人口は推計で5万64人となり、去年1月1日時点の5万5213人と比べると1年と2か月の間に5149人、率にして9
截至3月1日,推估奧能登地區的人口為50,064人,與去年1月1日的55,213人相比,在1年2個月內減少了5,149人,減少率為9。
3%
減少しました
被災地ではふるさとを離れてほかの地域に移る動きが続いています
石川県 災害時の体制強化へ 危機管理部を設置
去年1月の能登半島地震と9月の豪雨災害を受けて災害時の体制を強化しようと、石川県は1日新たに危機管理部を設置しました
<br>石川縣 災害時的體制強化 設立危機管理部門<br>去年1月的能登半島地震和9月的豪雨災害後,為了強化災害時的體制,石川縣於1日新設了危機管理部門
石川県庁で行われた新年度の辞令交付式では、新たに発足した危機管理部の竹沢淳一部長に馳知事から辞令が手渡されました
在石川县政府举行的新年度辞令交付仪式上,新成立的危机管理部部长竹泽淳一从馳知事手中接过了辞令。
危機管理部はこれまであった危機管理監室を改組したもので、71人の職員が在籍し、危機対策課と消防保安課の2つの課があります
(<br><br>危機管理部是由以前的危機管理監室改組而成,擁有71名職員,並設有危機對策課和消防保安課兩個課室。)
自衛隊のOBを昨年度より1人増やして2人配置し、災害時の関係機関との連携体制を強化するほか、金沢市消防局の消防局長経験者を「消防防災専門官」に任用して、県内外の消防組織との連携も強化することにしています
將自衛隊的退役人員從去年的1人增加到2人,以加強災害時與相關機構的協作體系,並任命曾擔任金澤市消防局局長的經驗者為「消防防災專門官」,以加強與縣內外消防組織的協作。
式のあと、竹沢部長は「県民生活の安全安心の確保は、われわれ行政の基本的な責務であるので、気を引き締めてしっかりとつとめていきたい」と話していました
「在典禮結束後,竹澤部長表示:『確保縣民生活的安全與安心是我們行政的基本責任,因此我們將會提高警覺,努力做好這項工作。』」
馳知事 幹部職員に“被災者に寄りそい復興を”
石川県の馳知事は1日、県庁でおよそ150人の幹部職員を前に今年度最初の訓示を行いました
<br>馳知事 對幹部職員表示“要貼近災民,促進復興”<br>石川縣的馳知事於1日,在縣政府對約150名幹部職員進行了本年度的首次訓示
この中で馳知事は「みなさんと一緒に先頭に立って、創造的復興に向けて取り組みたい
在這之中,馳知事表示「我想與大家一起站在前線,致力於創造性的復興。
県民一人ひとりとつながるという
意識を
持つことが
大切だ」と
述べ、
被災者に
寄りそい
復興を
進めて
いく考えを
改めて示しました
「擁有與每位縣民連結的意識是很重要的」,並再次表達了陪伴受災者推進復興的想法。
そして、住んでいなくても定期的に訪れるなど、地域に深く関わるいわゆる「関係人口」を増やすことが重要だとしたうえで、「県庁の職員どうしで情報を共有し、意思決定をするときには果敢にしてほしい」と述べ、被災地の復興や地域の活性化に向けて積極的に取り組んでほしいと呼びかけました
並且指出,即使不住在當地,定期拜訪等深度參與地區的所謂「關係人口」的增加是很重要的,他表示「希望縣政府的職員之間能夠共享信息,並在做出決策時果敢行動」,呼籲積極投入災區重建和地區的振興。
輪島市 新採用職員に辞令 復興へ決意
輪島市では今年度、18歳から48歳までの17人の職員が採用され、1日市役所で行われた辞令交付式で坂口茂市長から辞令を受け取りました
(<br>輪島市 新聘用人員辭令 發展復興的決心<br>輪島市在本年度,從18歲到48歲的17名職員被聘用,並在市政府舉行的辭令交付儀式上從坂口茂市長手中接過辭令。)
新人の職員を代表して、輪島市の門前高校を卒業し門前総合支所に配属された木下晴仁さん(18)が「地震の影響による課題も多いと思いますが、よりよい輪島市をつくるという使命感を胸に働きたい」と復興に向けた決意を述べました
(代表新進員工,畢業於輪島市門前高中的木下晴仁(18歲)被分配到門前綜合支所,他表示:「雖然地震影響帶來許多課題,但我懷著使命感,想為創造更好的輪島市而努力工作。」表達了對復興的決心。)
坂口市長は「初心を忘れずに、若い力を復旧・復興にいかしてほしい」と激励していました
「坂口市長表示,希望大家不忘初心,運用年輕的力量來進行修復和重建。」
市によりますと、地震で被災したことや災害対応で業務の負担が増えたことなどを理由に合わせて76人の職員が早期退職していて、人材確保が課題になっているということです
根據市政府表示,因地震受災以及災害應對工作負擔增加等原因,共有76名職員提前退休,人力資源的確保成為一大課題。
市民課に配属された笠原清花さんは「ずっと暮らしてきた輪島で震災が起きたことで復興に携わりたいと思い、入庁を決意しました
被分配到市民課的笠原清花小姐表示:「因為在一直生活的輪島發生了震災,我希望能參與復興工作,因此決定加入政府機構。」
市民に
寄り添い、
先輩職員に
早く
追いつけるよう
頑張りたい」と
話していました
門前総合支所の地域振興課に配属された木下さんは、職場の上司や先輩の職員にあいさつをしたあと、業務などについて説明を受けていました
木下先生被分配到門前綜合支所的地區振興課後,向職場的上司和前輩職員打了招呼,並接受了關於業務的說明。
輪島市で働きたいと思ったきっかけは去年9月の豪雨災害のあとのボランティア活動でした
去年九月的豪雨災害後的志願者活動是我想在輪島市工作的契機。
木下さんは
当時、
市内の
高校の
野球部の
部員で、チームメイトと
一緒に
能登半島地震の
被災者が
暮らす仮設住宅に
流れ込んだ
大量の
泥を、スコップ
などを
使って
撤去しました
木下先生當時是市內高中棒球隊的成員,與隊友一起使用鏟子等工具清除流入能登半島地震受災者暫居的臨時住宅的大量泥漿。
その際に
高齢の
被災者から「
ありがとう」と
お礼のことばをかけられ、
自分の
行動しだいで
人を
助けることが
できると
実感し「
被災地や
被災した
人のために
働きたい」という
思いを
強くしたといいます
在那時,受到高齡受災者的感謝「謝謝」,他感受到自己的行動可以幫助他人,並強烈地想要為受災地和受災者工作。
木下さんは「地震や豪雨で大変な思いをされた住民は多いです
木下先生說:「有許多居民因地震和暴雨而感到困擾。」
早く
仕事を
覚えて
初心を
忘れずに
仕事に
取り組みたい」と
話しています
奥能登地域を管轄する消防本部で辞令交付式
奥能登地域の4つの市と町を管轄する「奥能登広域圏事務組合消防本部」の辞令交付式には、新たに採用された18歳から23歳までの10人が出席しました
<br>在負責奧能登地區的消防總部舉行任命交付儀式<br>負責奧能登地區4個市和町的「奧能登廣域圈事務組合消防總部」的任命交付儀式上,新錄用的10名年齡在18歲至23歲之間的人員出席了
式では一人ひとりに辞令が手渡されたあと、山外亮二消防長が「消防の技術と知識をこれからの訓練などでしっかり学んでください」と訓示しました
在儀式上,每個人都收到了任命書,之後,山外亮二消防長訓示道:「請在今後的訓練中,確實學習消防的技術和知識。」
10人は金沢市にある消防学校などでおよそ半年間の訓練を受けたあと、交通事故や火災、それに災害の現場で救助活動などにあたることになっています
10人經過大約半年的訓練,於金澤市的消防學校等地接受培訓後,將在交通事故、火災及災害現場從事救援活動。
奥能登広域圏事務組合消防本部では能登半島地震のあと退職者が出ていて、業務の見直しを行うなどして現場に出動できる消防隊員の数を確保しているということです
在奧能登廣域圈事務組合消防總部,在能登半島地震後有退休人員出現,據說他們通過重新審視業務等方式來確保能夠出動到現場的消防隊員數量。
新たに採用された澤村祐真さんは「去年の能登半島地震で活動する消防隊員の姿を見て目指しました
新加入的澤村祐真先生說:「去年看到能登半島地震中活動的消防隊員的身影後,我開始以此為目標。」
自分の
行動に
責任を
持ち、
尊敬される
消防士になりたいです」と
話していました
「我想成為一名對自己的行為負責並受到尊敬的消防員」,他說。