たばこの
煙や「
苦み」に
反応してせきや
飲み
下しを
引き起こす新たな
感覚細胞をマウスの「のど」で
見つけたと
京都府立医科大学などの
研究グループが
発表しました
京都府立醫科大學等研究小組宣布,在小鼠的「喉嚨」中發現了對香煙煙霧或「苦味」作出反應並引起咳嗽或吞嚥的新感覺細胞。
グループは
慢性的なせきの
治療につながるとして、
今後、ヒトにも
同様の
感覚細胞がないか
調べることにしています
該團隊認為這可能有助於治療慢性咳嗽,計劃在未來研究人類是否也存在類似的感覺細胞。
京都府立医科大学の樽野陽幸 教授らの研究グループはマウスの感覚器官を調べる中で、せきや飲み下しに関わる新たな感覚細胞を発見しました
京都府立醫科大學的樽野陽幸教授等人的研究小組在研究小鼠的感覺器官時,發現了與咳嗽和吞嚥相關的新感覺細胞。
この細胞は気管の入り口の「喉頭(こうとう)」と食道の入り口部分の「咽頭(いんとう)」にそれぞれ存在します
這些細胞分別存在於氣管入口的「喉頭」和食道入口部分的「咽頭」
「喉頭」にある細胞はたばこの煙や空気汚染物質などに含まれる化学物質の刺激に反応してせきを起こす一方、「咽頭」部分にある細胞は苦みに反応して飲み下しを促すこともわかりました
「喉頭」中的細胞會對香煙煙霧和空氣污染物等化學物質的刺激作出反應而引發咳嗽,而「咽頭」部分的細胞則會對苦味作出反應以促進吞嚥。
この細胞の働きに関わる特定の遺伝子が働かないようにしたマウスでは、化学物質による刺激を与えてもせきが出なくなったということです
這些基因與這些細胞的功能有關,當這些基因在小鼠中被抑制時,即使受到化學物質的刺激,也不會引發咳嗽。
グループは慢性的なせきの治療などにつながる成果だとしていて、今後、ヒトののどにも同様の感覚細胞がないかを調べることにしています
該團隊認為這是導致慢性咳嗽治療的成果,並計劃調查人類的喉嚨中是否也有類似的感覺細胞。
樽野 教授は「たばこの煙でせきが出るのは煙の粒子を吸い込むことで物理的な刺激を受けるからだと思われていたが、煙の化学的な成分が原因の可能性が示された
樽野教授表示:「吸菸引起咳嗽被認為是因為吸入煙霧顆粒而受到物理刺激,但現在顯示煙霧中的化學成分可能是原因。」
この細胞がヒトののどにもあれば、せき
症状の
精密な
診断や
治療薬の
開発につながる」と
話していました
如果這種細胞也存在於人類的喉嚨,將有助於精確診斷咳嗽症狀和開發治療藥物。