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将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」七番勝負の第5局が埼玉県深谷市で行われ、藤井聡太 七冠が(22)が挑戦者の永瀬拓矢 九段(32)に勝ってタイトルを防衛し、「王将戦」4連覇を果たしました。
「王将戦」七番勝負はここまで藤井七冠が3勝1敗とタイトル防衛に王手をかけていました。
第5局は8日から埼玉県深谷市にある実業家、渋沢栄一ゆかりの建物「中の家」で始まり、2日目の9日は後手の藤井七冠が8日の対局終了時に次の1手を書いた「封じ手」から再開しました。
先手の永瀬九段が攻める機会を探るのに対し藤井七冠は巧みな指し回しで攻撃の糸口をつかませず、ねじり合いの展開となります。
終盤にかけて藤井七冠が着実に駒を進めて相手玉に迫り、午後6時55分、永瀬九段が120手までで投了。
この結果、藤井七冠が4勝1敗でタイトルを防衛し、「王将戦」4連覇を果たしました。
また、タイトルの獲得数は通算28期となり、谷川浩司十七世名人を上回って歴代単独5位となりました。
藤井七冠の次のタイトル戦は4月9日に東京で開幕する「名人戦」七番勝負で、再び永瀬九段の挑戦を受けます。
対局のあと、タイトル防衛を果たした藤井聡太 七冠は「今回の対局は本格的な戦いが始まるまでがかなり長くて、駒組みのところでも選択肢の広い局面が多く、非常に難しい将棋だったと感じています。王将戦を通して、難しい局面の多い将棋が続いたかなという風に感じ、充実感がありました。永瀬九段と2日制の対局という長い持ち時間で指したことで、いろいろと勉強になるところがあったかと感じています。次のタイトル戦の名人戦の開幕までは公式戦の対局は少なくなると思うので、しっかりいい状態で臨めるように取り組んでいきたいと思います」と話していました。
一方、敗れた永瀬拓矢 九段は「急に状況が悪くなってしまったような感じがするので、もう少しうまくバランスを取りたかったなというふうに思いました。藤井王将と対局しないと発見できなかった多くの反省点を見つけることができたので、自分にとってよい成長の糧になっていると思います。今回の結果は残念でしたが、また名人戦で対局できるので、そちらに集中したいなと思っています」と話していました。
「王将戦」4連覇を果たした藤井聡太 七冠は、感想戦を終えたあと、記者会見に臨みました。
まず、今年度最後となるタイトル戦を終えたことについて「年度全体を振り返ると、成績の面ではこれまでと比べて振るわなかったところがありますが、対局通して得たものは多かったと感じているので強くなれるようにしっかりと取り組んでいくことが求められるかなと思っています」と話していました。
また、後手番として臨んだ今回の対局で2手目に公式戦でこれまで指したことのない手を選択したことについて「最近、後手番で苦戦することが多いこともあって、変化することが求められると考えていました。公式戦の長い持ち時間の中で1局指してみて、手応えや、得られたものも多かったと感じているので、今後に生きるものだったと感じていますし、新鮮な感じもあったと思います」と述べました。
そして、4月開幕する「名人戦」について「まだどう戦うか具体的に考えられていませんが、基本的には今回の王将戦をベースにして、そこからどう工夫をしていくのかということを考えるのかなと思っています」抱負を語っていました。