オリンピックのメダルの劣化が深刻です。
AFP通信によると、フランスのパリ造幣局は、パリオリンピック・パラリンピックのメダルについて、これまでに220個の交換要請を受けたと明らかにしました。
メダルを巡っては、大会が終了してからわずか数週間で、選手からメダルの欠損や変色の苦情が相次いでいました。すでに一部のメダルは交換されているということです。
現地メディアによると、従来のニスが有毒な成分を含んでいるとして使用禁止となり、造幣局が新たなニスをテストが不十分のまま使用したため、塗料が剥がれたと指摘されています。
交換要請された220個のメダルは、パリ大会で授与された5084個のうち4%に相当する数です。