むかしのこと・・・・。
むかしのこと・・・・。
ある村に 右のほっぺたに こぶの ある やさしい おじいさんが おりました。
おじいさんの こぶは にぎりこぶしよりも 大きく
はたけを たがやすと ぶら〜ん、ぶら〜んと ゆれます。
この こぶが とれたら、 どんなに いいかのう・・・・。
おじいさんは、やまおくの おどうへ
こぶを とって もらえるよう おねがいに いこうと かんがえました。
そうじゃ! あの じいさんも さそおう!
この 村には、ほかにも、こぶに なやまされて いる おじいさんが いました。
左の ほっぺに こぶが ある いじわる おじいさんです。
やさしい おじいさんは、 いじわる おじいさんの いえへ、 おさそいに やって きました。
お〜〜い、 いっしょに おねがいに いかんかね?
いやな こった! かみさまに ねがったって、とれっこないさ!
それなら、ひるね してる ほうが ましだ!
けっきょく、やさしい おじいさんは、
一人で山おくの おどうへと でかけて いきました。
どうか、この こぶが とれますように・・・・
おじいさんは、ときの たつのも わすれて、
いっしょうけんめいに おねがい しました。
やがて よるが やって きました。
ずっと おねがいして いた おじいさんは、 つい うとうと して しまいました。
すると・・・・・
おどうの そとから ゆかいな おんがくが きこえて きたのです。
いまの 音は なんじゃ?
ゆかいな おんがくは、 だんだんと 大きく なって いきます。
さぁ、こんやは、えんかいだ!
うたえや おどれ!
おにたちは、おどうの まえで、
さけや つまみを ひろげて うたって、 おどって えんかいを はじめました。
なんだか たのしそうじゃのう・・・・
おじいさんは、おどりが だいすき。
たのしそうな おにたちを 見ている うちに、 じぶんも つい おどりたく なって きました。
おにたちの えんかいは ますます もりあがって いきます。
こんどは、おじいさんの 足が むずむず うごき はじめました。
もう がまんが できん!!
なんだ この にんげんは?! さけの つまみに くっちまうか?
いや、まて・・・。 この おどりは、ゆかいだぞ!
こりゃぁ、いい! じいさん、なかなか おどりが うまいな!
おじいさんは おにたちの えんかいに はいり、 おどり つづけました。
そして、えんかいも おわりの じかんが やって きました。
おじいさんは、おにたちに わかれを つげて ぺこりと あたまを さげました。
いいものを 見せて もらった!
ほうびに、その じゃまそうな こぶを・・・・!
おにがひっぱると、 こぶは、いとも かんたんに とれて しまいました。
あっ、ない!
おじいさんは、おおよろこびで、 なんども おれいを いいました。
こぶ とれた! こぶ とれたぁ〜〜!
なに? おどりを おどったら こぶを とって もらえるだと?!
やさしい おじいさんは、いじわる おじいさんに おにたちの ことを はなして きかせました。
そんなに つごうの いい おにが いるのか・・・・
それなら、いって みても いいなぁ・・・・
いじわる おじいさんは、 山おくの おどうへ むかいました。
わざわざ おねがい する ことも あるまい・・・
よるに なれば おにの やつらが くるだろう・・・
おじいさんは、 いびきを かいて ねむり はじめました。
やがて よるに なり、 おにたちの おんがくが きこえて きました。
やっと きたか?
おにたちの おんがくは、 だんだん 大きく なって きます。
よし よし・・・・
まちかねた おにに あえて おじいさんは、もう わくわくです。
おそろしい おにでも いま のおじいさんに とっては、 なんでも ありません。
おい!おまえは、だれだ?!
これは、これは、 おまちして おりました、おにさん!
おには、おじいさんを じぃっと のぞき こみました。
おや? おまえも こぶが あるんだな!
なら、きっと おどりが うまいに ちがい ない!
おにたちは、ふえを ふき、 たいこを ならし はじめました。
おどりがうまければ おまえに ほうびを やるぞ!
それっておどり?
うまいでしょ?
おこった おには、きのう やさしい おじいさんから とった こぶを
右の ほっぺたに ぺたっと はりつけました。
おじいさんの ほっぺたには、 右にも、左にも、おおきな こぶが ついて しまいました。
それ いらい、山おくの おどうには、 にどと おには、あらわれませんでした。
むかしのこと・・・・。
むかし
ある村に 右のほっぺたに こぶの ある やさしい おじいさんが おりました。
おじいさんの こぶは にぎりこぶしよりも 大きく
はたけを たがやすと ぶら〜ん、ぶら〜んと ゆれます。
この こぶが とれたら、 どんなに いいかのう・・・・。
おじいさんは、やまおくの おどうへ
おじいさん
こぶを とって もらえるよう おねがいに いこうと かんがえました。
そうじゃ! あの じいさんも さそおう!
さそう
じいさん
この 村には、ほかにも、こぶに なやまされて いる おじいさんが いました。
左の ほっぺに こぶが ある いじわる おじいさんです。
やさしい おじいさんは、 いじわる おじいさんの いえへ、 おさそいに やって きました。
お〜〜い、 いっしょに おねがいに いかんかね?
いやな こった! かみさまに ねがったって、とれっこないさ!
それなら、ひるね してる ほうが ましだ!
それなら
けっきょく、やさしい おじいさんは、
やさしい
おじいさん
けっきょ
一人で山おくの おどうへと でかけて いきました。
どうか、この こぶが とれますように・・・・
とれる
おじいさんは、ときの たつのも わすれて、
ときの
おじいさん
わすれる
いっしょうけんめいに おねがい しました。
おねがい
いっす
やがて よるが やって きました。
やがて
ずっと おねがいして いた おじいさんは、 つい うとうと して しまいました。
すると・・・・・
すると
おどうの そとから ゆかいな おんがくが きこえて きたのです。
いまの 音は なんじゃ?
音
ゆかいな おんがくは、 だんだんと 大きく なって いきます。
さぁ、こんやは、えんかいだ!
えんか
うたえや おどれ!
うたう
おにたちは、おどうの まえで、
さけや つまみを ひろげて うたって、 おどって えんかいを はじめました。
なんだか たのしそうじゃのう・・・・
たのしい
なんだか
おじいさんは、おどりが だいすき。
おどる
おじいさん
たのしそうな おにたちを 見ている うちに、 じぶんも つい おどりたく なって きました。
おにたちの えんかいは ますます もりあがって いきます。
こんどは、おじいさんの 足が むずむず うごき はじめました。
もう がまんが できん!!
がまん
できる
なんだ この にんげんは?! さけの つまみに くっちまうか?
いや、まて・・・。 この おどりは、ゆかいだぞ!
こりゃぁ、いい! じいさん、なかなか おどりが うまいな!
おじいさんは おにたちの えんかいに はいり、 おどり つづけました。
そして、えんかいも おわりの じかんが やって きました。
おじいさんは、おにたちに わかれを つげて ぺこりと あたまを さげました。
いいものを 見せて もらった!
もらう
見せる
ほうびに、その じゃまそうな こぶを・・・・!
ほうび
おにがひっぱると、 こぶは、いとも かんたんに とれて しまいました。
あっ、ない!
おじいさんは、おおよろこびで、 なんども おれいを いいました。
こぶ とれた! こぶ とれたぁ〜〜!
とれる
なに? おどりを おどったら こぶを とって もらえるだと?!
やさしい おじいさんは、いじわる おじいさんに おにたちの ことを はなして きかせました。
そんなに つごうの いい おにが いるのか・・・・
それなら、いって みても いいなぁ・・・・
それなら
いじわる おじいさんは、 山おくの おどうへ むかいました。
わざわざ おねがい する ことも あるまい・・・
おねがい
わざわざ
よるに なれば おにの やつらが くるだろう・・・
おじいさんは、 いびきを かいて ねむり はじめました。
やがて よるに なり、 おにたちの おんがくが きこえて きました。
やっと きたか?
やっと
おにたちの おんがくは、 だんだん 大きく なって きます。
よし よし・・・・
まちかねた おにに あえて おじいさんは、もう わくわくです。
おそろしい おにでも いま のおじいさんに とっては、 なんでも ありません。
おい!おまえは、だれだ?!
おまえ
これは、これは、 おまちして おりました、おにさん!
おには、おじいさんを じぃっと のぞき こみました。
おや? おまえも こぶが あるんだな!
なら、きっと おどりが うまいに ちがい ない!
おにたちは、ふえを ふき、 たいこを ならし はじめました。
おどりがうまければ おまえに ほうびを やるぞ!
それっておどり?
おどる
うまいでしょ?
うまい
おこった おには、きのう やさしい おじいさんから とった こぶを
右の ほっぺたに ぺたっと はりつけました。
ぺたっと
右
ほっぺた
はりつける
おじいさんの ほっぺたには、 右にも、左にも、おおきな こぶが ついて しまいました。
それ いらい、山おくの おどうには、 にどと おには、あらわれませんでした。
さくらの季節
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