イーロン・
マスク氏が
率いる宇宙開発企業「
スペースX」の
アメリカ南部テキサス
州に
ある拠点が、
住民投票によって
新たな「
市」として
承認されました。
由伊隆·馬斯克領導的太空開發企業「SpaceX」在美國南部德克薩斯州的據點,經由居民投票,被批准成為新的「市」。
「スペースX」は南部テキサス州のキャメロン郡にロケットの打ち上げ拠点を置いていて、3日、この拠点のある地域を新たな「市」として認めるかどうかを問う住民投票が行われました。
SpaceX在德克薩斯州南部的卡梅倫縣設有火箭發射基地,3日,當地舉行了公民投票,以決定是否承認該基地所在區域為新的「城市」。
AP通信によりますとおよそ280人の有権者のほとんどは「スペースX」の従業員や関係者とみられ、投票の結果、賛成212票、反対6票で新たな「市」とすることが承認されました。
根據美聯社的報導,大約280名選民中,大多數被認為是「SpaceX」的員工或相關人士。投票結果,贊成票212票,反對票6票,已經通過將該地區設為新的「市」。
新たな市は、拠点の名前にちなんで「スターベース市」と名付けられ、マスク氏は、SNSに「スターベースはいまや本物の市になった」と投稿しました。
新的城市以據點的名稱命名為「星基地市」,馬斯克先生在社群媒體上發文表示:「星基地現在已經成為真正的城市了。」
この拠点からのロケットの打ち上げなどの際には安全上の理由で近くのビーチなどを立ち入り禁止にする必要があり、これまではキャメロン郡が権限を持っていました。
由於安全上的理由,從這個基地發射火箭等時,必須禁止進入附近的海灘等地點,至今為止這項權限一直由卡梅倫郡所掌握。
スペースXの関係者は地元の議員に対して新たな市にビーチを閉鎖する権限が与えられれば、打ち上げが効率化されると説明しているということです。
SpaceX相關人士向當地議員說明,如果新設的城市被賦予關閉海灘的權限,發射作業將能更有效率地進行。
新たな市長にはスペースXの幹部が選ばれ、主要メディアの中には「地域へのマスク氏の個人的な支配力を拡大させる」などと、マスク氏が市の行政に影響力を及ぼす可能性について批判的に伝えているところもあります。
新任市長由SpaceX的高層主管擔任,有些主流媒體批評馬斯克可能會對市政施加影響,稱這將「擴大馬斯克對該地區的個人支配力」。