ニューヨーク
株式市場では
今週も
先週に
続き、
トランプ政権の
相互関税などをめぐる
動きに
伴い
株価が
乱高下する
展開となりました
在紐約股市,本週也延續了上週,由於特朗普政府的相互關稅等動作,股價出現了劇烈波動的局面。
トランプ大統領が今月2日に発表した「相互関税」などで貿易摩擦が激しくなるという受け止めが広がり、ダウ平均株価は発表後の4営業日であわせて4500ドルを超える値下がりとなりました
由於特朗普總統在本月2日發表的「相互關稅」等政策引發了激烈的貿易摩擦,導致道瓊工業平均指數在公布後的4個交易日內下跌超過4500美元。
アメリカのメディア、ブルームバーグは、わずか3日間で世界の株式の時価総額が10兆ドル、日本円でおよそ1435兆円失われたとも伝えました
美國媒體彭博社報導,僅僅三天內,全球股票市值蒸發了10兆美元,約合1435兆日圓。
ところが9日には発動したばかりの相互関税を一時停止すると表明したことで、ダウ平均株価は過去最大の上げ幅となる2900ドル余りの値上がりとなったほか、日本を含めたアジアやヨーロッパの市場でも株価は大幅に値上がりしました
然而,由於在9日宣布暫停剛剛實施的互相關稅,道瓊斯工業平均指數出現了創紀錄的最大漲幅,上漲了超過2900美元,此外,包括日本在內的亞洲和歐洲市場的股價也大幅上漲。
一方で、米中の対立はその後も激しさを増したことから不安定な状況は続き、11日の終値は相互関税の発表直前の2日の終値と比べると2000ドル余り安い水準です
另一方面,由於美中對立之後愈演愈烈,情勢持續不穩,11日的收盤價相比於雙方宣布互徵關稅前的2日收盤價,低了2000多美元。
また、債券市場ではトランプ政権が相互関税を一時停止する大きな要因にもなった金利の上昇傾向が続いています
此外,在債券市場上,利率上升的趨勢仍在持續,這也是特朗普政府暫停互相關稅的一個重要因素。
世界的な株安となる中で、当初は安全な資産とされるアメリカ国債が買われていましたが、今月7日からは一転して国債が売られるようになりました
在全球股市下跌的情況下,起初被視為安全資產的美國國債受到追捧,但從本月7日開始,國債反而開始被拋售。
国債が売られると金利は上昇する関係にあり、9日未明には10年ものの国債の利回りが4
國債被拋售時,利率會上升,9日凌晨10年期國債的收益率為4
5%となったのに
続き、11
日には
一時、4
58%まで
上昇しました
経済チャンネルのCNBCは、「今週の金利上昇の幅は過去最大級だった」とも伝えています
經濟頻道CNBC也報導稱:「本週利率上升的幅度是歷史上最大之一。」
このところアメリカの株・債券・通貨がいずれも売られる「トリプル安」となる局面もみられ、アメリカから資金を移す動きが進んでいます
美國的股票、債券和貨幣最近都出現被拋售的「三重下跌」局面,資金正從美國轉移。
一方、世界経済の減速への懸念は原油市場にも影を落としています
另一方面,對世界經濟放緩的擔憂也對原油市場造成了影響。
相互関税が発動された9日の原油市場では、国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=55ドル台まで値下がりし、およそ4年2か月ぶりの低い水準となりました
在9日相互關稅生效的原油市場上,作為國際指標的WTI期貨價格一度下跌至每桶55美元,創下約4年2個月來的低點。
今後も、米中の対立の行方やトランプ政権と各国の交渉など、先行きの見通しにくい状況が続くことから、金融市場では当面、神経質な展開が続くことになりそうです
今後,由於美中對立的走向以及川普政府與各國的談判等,未來的前景難以預測,因此金融市場短期內可能會持續出現緊張的局面。