為替分野が
テーマと
なる日米の
財務相会談が、
アメリカ ワシントンで
現地時間24
日に
行われる
見通しです。
预计以外汇领域为主题的日美财长会谈将于当地时间24日在美国华盛顿举行。
為替分野をめぐる日米交渉の焦点について、2014年から2015年にかけて財務省の国際部門のトップ財務官を務め、市場介入などの国際交渉にも携わった経験がある山崎達雄氏に聞きました。
关于日美汇率领域谈判的焦点,我们采访了曾在2014年至2015年担任财政部国际部门负责人,并参与市场干预等国际谈判的山崎达雄先生。
日米交渉でのアメリカのねらいは
貿易赤字の解消を求める中、為替分野の日米交渉でのアメリカのねらいについて、山崎元財務官は「輸出業者にとって非常に不利益になっており、それを関税だけではなく為替についてもげたを外す格好になれば好ましいという考えが政権内にあるのかもしれないが、それがベッセント財務長官を含めたトランプ政権全体の考えかどうかは、話を聞かないと分からない」と述べ、その真意をつかむことが交渉の最初の一歩だと指摘しました。
美国在日美谈判中的目标是要求解决贸易逆差,关于汇率领域的日美谈判,美国的目标,山崎元财务官表示:“对出口商来说非常不利,如果不仅在关税上,而且在汇率上也解除限制,那么这种想法在政权内部可能是受欢迎的,但这是否是包括贝森特财务部长在内的整个特朗普政权的想法,不听他们的意见就无法知道。”他指出,了解其真正意图是谈判的第一步。
「プラザ合意」が再び行われるのではとの見方について
1985年に主要5か国がドル高是正に向けた為替政策の協調で一致した「プラザ合意」が再び行われるのではという見方については、「通貨当局が関与することによってより大きな投機を生み、より大きな為替変動によって実体経済に悪影響を与えてしまうということが、プラザ合意で得られた教訓だと思う。
1985年主要五国通过协调汇率政策达成一致以纠正美元升值的“广场协议”是否会再次进行的观点,关于这一观点,我认为“广场协议”的教训是,货币当局的干预可能会导致更大的投机,并通过更大的汇率波动对实体经济造成负面影响。
アメリカの
意図が
為替相場を
人為的に
変えようということであれば、
それは
やるべきではない
し、そもそもそういう
発想はアメリカ
当局も
持っていないと
思う」と
述べました。
美国的意图是人为地改变汇率的话,那是不应该做的,而且我认为美国当局根本没有这样的想法。
日銀の金融政策への影響は
日銀の金融政策への影響については「ベッセント財務長官には為替相場は経済政策とその基本的な経済の諸条件を反映して動くものという考え方があって、その中には日米の金利差の拡大がある。
日本央行的货币政策影响方面,关于日本央行的货币政策影响,贝森特财务大臣认为外汇市场是反映经济政策及其基本经济条件而波动的,其中包括日美利差的扩大。
いま
アメリカは
利下げに
転じているが、
日銀の
利上げのペースが
遅いのではと
トランプ政権の
中に
考えている
人がいるとすれば、
日本に対してどのような
考えなのかを
聞くことは
あると
思う。
现在美国正在转向降息,但如果特朗普政府中有人认为日本央行加息的步伐过慢,那么可能会有人想知道他们对日本持有什么样的看法。
ベッセント
財務長官は
中央銀行の
独立性はよく
認識されているが、
世界の
市場関係者には
日銀の
動きについて
きちんと理解されていない
部分も
あるので、
逆に
日本からきちんと
説明する、いい
機会に
なると
思う」と
述べました。
虽然贝森特财务大臣充分认识到中央银行的独立性,但由于全球市场参与者对日本央行的动向并不完全理解,因此他表示,这反而是一个从日本方面进行详细解释的好机会。
交渉にあたって
そのうえで、山崎元財務官は「関税を発動させて以降、この何週間でどんどん変わっているので、アメリカは常にうつり動いている。
在谈判中,山崎前财务官表示:“自从关税生效以来,短短几周内情况不断变化,美国一直在变化。”
関税を
これくらいで
止めておいたほうが
アメリカ経済にとってもいいと
思ってもらうような、うまい
交渉を、
特に
日本は
交渉のトップランナーなので、
日本の
国益を
守りつつも、トランプ
大統領に
ある程度の
花を
持たせることが、うまくできるかだと
思う」と
述べました。
我认为应该进行这样的巧妙谈判,让他们觉得将关税维持在这个水平对美国经济也有好处,特别是日本在谈判中处于领先地位,能否在维护日本国家利益的同时,也让特朗普总统适当获得一些面子。