あるところに、
赤どんと
青どんという
狐がいました。
有一個地方,住著兩隻狐狸,一隻叫赤どん,一隻叫青どん。
2
匹は
化けるのが
得意でした。
あるとき、
どちらが
上手に
化けるか、
勝負をすることになりました。
青どんは、
火事を
知らせる
高い
櫓に
化けました。
赤どんは、
小さな
竹の
子に
化けました。
青どんは「
これで
勝ちだ」と
喜びました。
しかし、
竹の
子は
どんどん伸びて、
青どんを
追い
越して、
天まで
届く
ぐらい高くなりました。
但是,竹筍不斷生長,超過了青どん,高得幾乎要碰到天了。
赤どんが「
竹の
子は
天に
伸びるのを
知らなかったか」と
言うと、
青どんは
悔しがりました。
赤咚說:「你難道不知道竹筍會向天生長嗎?」青咚聽了很懊悔。
青どんは、
赤どんに
ひどいことをしてやりたいと
思いました。
そして、
赤どんと
猟師に
化けた
狐を
鉄砲で
撃つように
頼みました。
しかし、
猟師に
化けていたのは
赤どんでした。
青どんは、
赤どんに
心の
中を
読まれていました。
青どんは、
赤どんのほうが
上手だと
認めました。
この話は、
横浜市の
小学校の
教科書に
載っています。