ウクライナのゼレンスキー
大統領は、ロシアのプーチン
大統領に対し、
今月15
日のトルコでの
首脳会談に
応じるよう
求めた
上で「
停戦の
交渉はプーチンと
行わなければならない」と
述べプーチン
大統領以外とは
交渉を
行わない
考えを
強調しました。
乌克兰总统泽连斯基要求俄罗斯总统普京同意于本月15日在土耳其举行首脑会谈,并强调称“停火谈判必须与普京进行”,表明他不会与普京以外的人进行谈判的立场。
ウクライナ侵攻をめぐり、ロシアのプーチン大統領がウクライナ側との直接会談を今月15日にトルコのイスタンブールで行うことを提案したのに対し、ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領にトルコでの首脳会談を呼びかけています。
围绕乌克兰入侵问题,俄罗斯总统普京提议于本月15日在土耳其伊斯坦布尔与乌克兰方面举行直接会谈,对此,乌克ライナ总统泽连斯基呼吁普京总统在土耳其举行首脑会谈。
ゼレンスキー大統領は13日、首都キーウで記者会見を開き、プーチン大統領に対し会談に応じるよう改めて求めました。
6月13日,泽连斯基总统在首都基辅召开记者会,再次呼吁普京总统同意举行会谈。
その上で「停戦の交渉はプーチンと行わなければならない。
決定権を
持つのはプーチンだけだからだ」と
述べプーチン
大統領以外とは
交渉を
行わない
考えを
強調しました。
因为只有普京拥有决定权,所以他强调只与普京总统进行谈判,不会与其他人协商。
また、アメリカのトランプ大統領をトルコでの会談に招待したと明らかにし「大統領の決断はまだ分からないが、参加を表明すれば、プーチンの訪問を促すことにつながる」と述べ、トランプ大統領の参加に期待を示しました。
此外,还透露已邀请美国总统特朗普参加在土耳其的会谈,并表示:“虽然还不知道总统的决定,但如果他表示参加,这将有助于促使普京访问。”表达了对特朗普总统出席的期待。
このほか、ウクライナと西側各国が提案している30日間の無条件の停戦については、中国からも支持を取り付けることができたとして、ロシアに受け入れを迫りました。
此外,乌克兰和西方各国提出的为期30天的无条件停火建议也得到了中国的支持,并敦促俄罗斯接受该提议。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は13日、イスタンブールに代表団を派遣すると明らかにしましたが、誰を派遣するかについては「大統領が必要と判断ししだい公表する」と述べるにとどめました。
另一方面,俄罗斯总统府发言人佩斯科夫于13日表示,将派遣代表团前往伊斯坦布尔,但对于将派遣谁,他仅表示“总统认为有必要时会予以公布”。
ロシア側 一方的に併合宣言のウクライナ4州も議題にする方針
ロシア側が提案した今月15日のトルコでのウクライナとの直接協議をめぐり、ロシア外務省の高官は、侵攻後に一方的に併合を宣言したウクライナの4つの州についても議題にする方針だと明らかにしました。
俄罗斯方面计划将单方面宣布并吞的乌克兰4个州也列为议题 关于俄罗斯方面提出的本月15日在土耳其与乌克兰进行直接会谈,俄罗斯外交部高级官员表示,也打算将入侵后单方面宣布并吞的乌克兰4个州列为议题。
ロシア外務省のリャプコフ次官は13日、記者団に対し、ロシア側が提案した今月15日のトルコでのウクライナとの直接協議の議題について説明しました。
俄罗斯外交部副部长里亚布科夫13日向记者说明了俄方提议于本月15日在土耳其与乌克兰进行直接会谈的议题。
この中でリャプコフ次官は「ロシアへの新たな領土の編入を含む、直近に起きた現実を認めた上でいかにして確実で持続可能な解決を行うかなどについてだ」と述べ、ロシアが侵攻後に一方的に併合を宣言したウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州、南部のザポリージャ州とヘルソン州の4つの州についても議題にする方針を示しました。
在此期间,里亚布科夫副外长表示:“这是关于如何在承认包括新领土并入俄罗斯在内的最近发生的现实之后,实现可靠且可持续的解决方案等问题。”他还表示,俄罗斯将在议题中包括其在进攻后单方面宣布吞并的乌克兰东部顿涅茨克州和卢甘斯克州,以及南部的扎波罗热州和赫尔松州这四个州。
そのうえで「われわれは真剣かつ責任を持って交渉する用意がある」と述べる一方、ウクライナ側については「交渉する気がない」と指摘しました。
在此基础上,他表示“我们已经做好了认真且负责任地进行谈判的准备”,但同时指出乌克兰方面“没有谈判的意愿”。
これに関連し、モスクワの西側外交筋は、NHKの取材に対し「今回の協議にプーチン大統領が参加することは考えにくく、実務レベルでの協議を行うというのが落としどころではないか」と見方を示しました。
与此相关,莫斯科的西方外交消息人士在接受NHK采访时表示:“很难想象普京总统会参加此次磋商,最终的方案可能是在实务层面进行磋商。”
トランプ大統領 ルビオ国務長官を派遣する考え示す
ウクライナ情勢をめぐってトルコで今週15日に行われる可能性があるロシアとウクライナの会談について、アメリカのトランプ大統領は、訪問先のサウジアラビアでの演説の中で「おそらく木曜日にトルコで交渉が行われ、良い結果が得られる可能性がある。
特朗普总统表示有意派遣国务卿鲁比奥。关于围绕乌克兰局势本周15日在土耳其有可能举行的俄罗斯与乌克兰会谈,美国总统特朗普在访问沙特阿拉伯期间的演讲中表示:“谈判很可能在周四于土耳其举行,并且有可能取得良好结果。”
私たちの
チームは
再び現地へ
向かう。
ルビオ
国務長官も
現地に
向かう予定だ。
他の
関係者も
参加する」と
述べてルビオ
国務長官を
派遣する
考えを
示しました。
他表示“其他相关人员也将参加”,并表示将派遣卢比奥国务卿。
他に誰を派遣するのかトランプ大統領は明らかにしませんでしたが、複数のアメリカメディアはウィトコフ中東担当特使やウクライナ特使を務めるケロッグ氏らが派遣される見通しだと伝えています。
特朗普总统没有透露还会派遣谁,但多家美国媒体报道称,预计将派遣中东事务特使维特科夫和乌克兰特使凯洛格等人。
トランプ政権としては、ロシアとウクライナの間の停戦協議が停滞する中、トルコに閣僚級を派遣することで協議の進展を目指す狙いがあるとみられます。
据认为,特朗普政府在俄乌停战谈判陷入停滞之际,派遣部长级官员前往土耳其,目的是推动谈判取得进展。
トランプ大統領は、前日には、トルコでロシアとウクライナの首脳会談が実現する場合は、みずからも訪問し仲介に乗り出す可能性を示唆していましたが、13日の演説ではみずからの訪問については言及しませんでした。
特朗普总统此前曾表示,如果俄罗斯和乌克兰的首脑会谈在土耳其实现,他本人也有可能前往并进行斡旋,但在13日的演讲中,他并未提及自己是否会访问。