ロッキーズは10日、本拠地のコロラド州デンバーで行われたパドレス戦で、5回までに5本のホームランを打たれるなど21失点を喫し、打線もパドレス先発のコーレック投手を打ち崩せず、5安打完封とされ0対21で敗れました。
これで8連敗となったロッキーズは今シーズン
▽失点数が「258」で2位以下を大きく引き離して両リーグワースト
▽得点数もワースト2位の「124」と投打ともに苦しんでいて
勝率1割5分4厘の6勝33敗とナショナルリーグ西部地区の最下位となっています。
これはレギュラーシーズンの162試合に換算すると25勝137敗のペースで、昨シーズン、41勝121敗で62年ぶりに大リーグ記録を更新したホワイトソックスのペースを大きく上回っています。
1993年に設立したロッキーズは、松井稼頭央さんが所属していた2007年こそワールドシリーズに進出したものの、地区優勝は1回もなく、近年は3年連続で地区最下位に沈んでいます。
今シーズンも同地区のパドレス、ドジャース、ジャイアンツ、そして4位のダイヤモンドバックスまでが勝ち越している中、歴史的なペースで負けが続いていて、若手の成長でなんとか浮上のきっかけをつかみたいところです。
昨季121敗 ホワイトソックスも苦しい戦い
また、昨シーズン121敗のホワイトソックスも、今シーズンはここまで勝率2割7分5厘の11勝29敗でアメリカンリーグ中部地区の最下位に沈んでいて、こちらもシーズンでは117敗ペースと苦しい戦いが続いています。