財務大臣の
諮問機関、「
財政制度等審議会」はことしの「
骨太の
方針」に
向けた
建議をとりまとめ、
財政健全化の
目標について、
基礎的財政収支の
黒字化を「
今年度から
来年度にかけて
可能な
限り早期に
目指すべき」としています。
财政大臣的咨询机构“财政制度等审议会”汇总了面向今年“基本方针”的建议,关于财政健康化的目标,提出应“力争从本年度到下年度尽可能早地实现基础财政收支的盈余化”。
財務大臣の諮問機関、財政制度等審議会は、政府が6月にも決定する経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針」に向けた建議をとりまとめ、提出しました。
财政大臣的咨询机构——财政制度等审议会,已经汇总并提交了针对政府预计在6月决定的经济财政运营与改革基本方针,即所谓的“骨太方针”的建议。
建議では、アメリカの関税措置などを踏まえ「世界は激動の時代を迎えた」として、難局を乗り越えるための持続的な経済成長を実現しつつ、財政面では外的ショックなどに備えた余力の確保が急務だと指摘しました。
建议中指出,鉴于美国的关税措施等,“世界正迎来动荡的时代”,为克服难关,实现可持续的经济增长,同时在财政方面,确保应对外部冲击等的余力已成为当务之急。
そのうえで、財政健全化の目標について、政策的経費を税収などでどれだけ賄えるかを示す「基礎的財政収支」の黒字化を「今年度から来年度にかけて可能な限り早期に目指すべき」としています。
在此基础上,关于财政健全化的目标,提出“基础财政收支”实现盈余,即用税收等政策性经费能够覆盖的程度,“应从本年度到下年度尽可能早地实现”。
目標としてきた今年度の黒字化の達成が難しくなっていることを踏まえ、目標の時期に幅を持たせる形となっています。
鉴于实现本年度盈利目标变得困难,目标的时间设定也因此变得更加灵活。
そして、黒字化を通過点として一定の黒字幅を確保しつつ、GDP=国内総生産に対する債務残高の比率については、まずは2030年度までにコロナ禍前の水準に向けて安定的に引き下げるべきとしています。
并且,将实现盈余作为一个阶段性目标,在确保一定盈余幅度的同时,关于债务余额占GDP(国内生产总值)的比率,首先应在2030财年前,稳定地降低到新冠疫情前的水平。
増田寛也 分科会長代理「骨太の方針などに反映を」
財政制度等審議会の増田寛也 分科会長代理は、記者会見で「財政健全化の旗は下ろさず、必ず基礎的財政収支の黒字化を達成する必要がある。
增田宽也 分科会代理会长表示:“希望能反映到骨太方针等政策中。”财政制度等审议会的增田宽也分科会代理会长在记者会上表示:“不能放弃财政健全化的目标,必须实现基础财政收支的盈余。”
その黒字幅をこれから
議論する
ステージだ。
政府はぜひ、
骨太の
方針などに
反映させ、
歳出改革に
取り組んでほしい」と
述べました。
政府希望一定要将其反映在骨太方针等政策中,致力于推进财政支出改革。
そのうえで「参議院選挙を前に各政党も財政出動を伴う内容を盛り込みがちになるという状況がある一方で、国民の皆さんはその財源にも関心があるというアンケート調査が出ている。
在此基础上,“在参议院选举临近之际,各政党往往倾向于加入伴随财政支出的内容,另一方面,也有问卷调查显示,国民对于这些资金来源也很关注。”
財政制度等審議会としては、
愚直に
わが国の
財政の
現状について
見解を
述べたい」と
述べました。
财政制度等审议会表示:“我们想要坦率地就我国财政的现状发表看法。”